【商業科】学習内容

1 ビジネス基礎

商業の学習ガイダンス、経済生活とビジネス、ビジネスと流通活動、ビジネスと売買取引、外国人とのコミュニケーションの5項目で構成されており、主に商業科目や経済活動に関する導入として基礎的な内容を取り扱った科目です。

2 簿記

企業における取引の記録・計算・整理に関する知識と技術を学習し、商取引を合理的・能率的に帳簿に記載する原理や技術を習得する科目です。

3 情報処理

情報処理機器の活用に関する知識と技術を学習し、ビジネスに必要なビジネス計算を表計算ソフトウェアやデータベースソフトウェア等を活用して様々な情報を適切に収集、処理し活用する能力と態度を習得する科目です。

4 課題研究

商業に関する課題を自ら設定し、自ら学び、自ら考え、課題を解決していきます。この学習を通して、専門的な知識と技術の深化、問題解決の能力や自発的・創造的な学習態度を習得する科目です。

5 マーケティング

マーケティングに関する知識と技術を身につけ、市場環境の変化に対応したマーケティングの在り方について理解するとともに、マーケティング活動を計画的、合理的に行う能力と態度を習得する科目です。

6 財務会計Ⅰ

企業会計の役割や制度及び財務諸表(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書など)を作成するための知識や技術を習得させ、その役割について理解深め、財務諸表から得られる情報をビジネスの諸活動に活用する能力と態度を習得する科目です。

7 原価計算

製品を製造するためには、経済的資源が必要です。たとえば自転車を製造する場合、鉄・アルミ・ゴムなどの材料、つくる人の労働力、組み立てるために必要な機械やそれを動かす電力などです。これらを製品製造のために消費した場合、その消費高を原価といい、それを計算するシステムのことを原価計算といいます。製造業における原価の計算方法について学ぶ科目です。

8 ソフトウェア活用

商業の見方・考え方を働かせ、実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、企業活動におけるソフトウェアの活用に必要な資質・能力を育成する科目です。

9 総合実践

実務に即した実践的な学習活動を通して、商業の各分野の学習で身につけた知識・技術などを基に、職業人として必要な資質・能力を高めることを主眼とした科目です。ビジネスマナーを主軸として、ビジネスに関する書類の作成手順を学び、取引の流れを理解しながら正確に会計処理を行う力を身につける科目です。

10 ビジネス・マネジメント

企業・起業に必要な経営の役割、イノベーションの重要性、外部環境の影響など、社会に貢献する企業組織の知識と技術を学びます。また、、実践的・体験的な学習活動などを通じて、ビジネスにおけるマネジメントに必要な資質・能力の育成を目指す科目です。

11 ビジネス法規

法的な契約、契約の解釈、権利や義務、責任の法的な側面、知的財産権、労働法、株式法などをわかりやすく学習し、法律に違反しないようなビジネスの実践方法や、トラブルの予防・解決方法を学ぶ事が出来る科目です。

12 ネットワーク活用

商業の見方・考え方を働かせ、実践的な学習活動を行う中で、ビジネスにおけるインターネットの活用に必要な資質・能力を身につけることを目指しています。インターネットの活用について、体系的に理解して、課題を発見し、それを創造的に解決する力を養い、主体的・協働的に取り組む態度を養う科目ですす。

13 プログラミング

コンピュータに仕事をさせるためには、仕事の手順を記述したプログラムが必要であり、このプログラムを作成する一連の作業をプログラミングといいます。このプログラミングの内容を、基礎的なものから発展的なものまで系統的に実習を通して学習する科目です。