卒業に寄せて

3月1日、卒業式がありました。

商業科58名は、それぞれの道へすすんでいきます。

本年度は商業科の生徒が答辞を述べました。

一部分ですが、紹介します。

 

「専門高校である小松島西高校で、私たちは夢を見つけ、努力し、力をつけてきました。 

 私たち商業科は、ビジネスに関する知識や技術を、授業や様々な検定の取得を通して学びました。特に心に残っている授業は、1年生の時班ごとに会社見学へ行った「ジョブシャドウイング」です。同じ会社内でも一人一人に違う役割があり、互いが支え合って、会社は成り立っていることや、私たちが何気なく手に取っていた商品は、たくさんの人が携わって、自分たちのもとへ提供されているということ、そして働く人たちのお陰で社会が成り立っていることを実感できました。

 「私も、地元徳島で仕事をして、地域社会を支えたい」

そう思うようになったのは、この授業がきっかけです。

 それぞれ学ぶ学科は違えど、授業や実習を通して様々な大人の方と接してきました。自分はどのような大人になりたいかと考え過ごした高校生活。三年間考え抜いて得た答えを胸に、これからも理想の大人に近づけるよう頑張っていきます。」

 

 小松島市役所、地元の企業の方々とすすめてきたキャリア教育が、こようなかたちで生徒の中に残ってくれたこと、とてもうれしく思います。