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障害者支援施設シーズへ訪問(36HR)
12月3日、36HRの代表生徒3名が障害者支援施設シーズに訪問しました。残念ながら利用者さんに直接お目にかかることはできませんでしたが、利用者の皆さんへのプレゼントを施設長さんにお渡ししました。
施設に飾っていただけるように12月と1月の壁面飾りと手作りの人形やカレンダーです。
36HRの生徒は1年次に見学実習でシーズの皆さんにお世話になりました。利用者さんと過ごした楽しい充実した時間が忘れられません。感染症の影響でこのような形でしか関わることはできませんが、またいつか交流が再開できる日を待ち望みます。
11月17日(水)
本年度から「福祉系高校修学資金貸付事業」が開始されることになり、その説明会がありました。
徳島県社会福祉協議会の方から、徳島県内の福祉系高校に在学し介護福祉士の資格取得を目指す生徒に対しての「修学資金貸付制度」について説明がありました。
令和3年度 学校見学会 36HR
11月3日、中学生の皆さんをお迎えして、学校見学会が開催されました。36HRは「医療的ケア演習班」と「事例研究発表班」に分かれて授業を見ていただきました。
「医療的ケア演習班」では「胃ろう・腸ろう経管栄養」の演習を実施しながら、見学に来た中学生の皆さんに手技や物品、また福祉科での学びについて、一人ひとりに丁寧に説明をしました。
「事例研究発表班」は代表者4名が介護実習の成果である事例研究の内容をスライドにまとめプレゼンテーションをしました。利用者の生活課題である「水分補給のすすめ方」「睡眠の重要性」「尿失禁への対応」「残存能力の活用」について実演も交えながら発表しました。
中学生の皆さんは真剣な表情で参加してくれました。未来の「福祉の卵たち」になってくれることを願っています。
10月7日(木)文化祭では、福祉棟1階にて福祉科展を行いました。
福祉科2年生は校内介護実習で学んだ口腔ケアや福祉機器の活用、アセスメントやレクリエーションについてなどを模造紙にまとめた実習事後学習とエシカルカレンダーを展示しました。
エシカルカレンダーは、不要になったポスターや新聞紙、ペットボトルなどを再利用しており、利用者さんが施設で使用することを想定し安全で使いやすいカレンダーを作成しました。どの班も個性豊かで遊び心にあふれた作品が出来上がりました。
また、校内介護実習のレクリエーションで実際に使った『ならびかえしりとり』の展示では、ご来場いただいた方にも直接触れてもらい、「この絵は何だろう?」「難しかったけど楽しかった」「利用者さんとの会話のきっかけになりそう!」と楽しんでいただけました。
R3 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月7日、松西祭で36HRが事例研究発表会を行いました。
介護実習の成果としてレクリエーションの効果や認知症の症状である見当識障害への対応、運動機能の向上のためのリハビリテーション等について、クラスの代表者5名が発表しました。
各代表者に対してパソコン係などサポート役の生徒が数名ずつでチームを編成し、スライドや原稿など内容を練り直し、実演を加えるなど工夫を凝らした上で、打ち合わせや練習を繰り返し本番に臨みました。
発表会の運営も、司会進行や受付、案内、マイクやプロジェクターなどの機器の準備や操作、撮影など、係生徒がそれぞれ担当しました。
たくさんの先生方や生徒の皆さんが来場してくださいました。緊張しながらも、精一杯自分たちの実習や福祉科での学習の成果を披露することができました。
また、「福祉科展」の一角に介護実習で製作した「利用者さんへのプレゼント」を展示させてもらいました。ハーバリウムや日替わりカレンダー、ソックスエイドなどです。利用者さんへの思いを込めながら、利用者さんの好きなものや必要なもの実習生同士で考え抜いて作ったプレゼントです。
来場者から事例研究発表については「難しそうな疾患についてもわかりやすく説明してくれた」「スライドや実演がわかりやすかった」「説明がうまくてとても聞きやすかった」「実演を見てコミュニケーションのはかり方がわかった」「自分たちだけで進行していてすごいと思った」「このように一人ひとりに寄り添った介護を受けられるのであれば年をとるのは怖いことではないと思った」などの感想が寄せられました。
利用者さんへのプレゼントの展示には「利用者さんへの思いが伝わった」「説明カードがあったのでなぜこのプレゼントを作ったかがよくわかった」「どの作品もクオリティが高く自分もほしくなった」などの感想でした。
福祉科での取り組みを披露する機会をいただき、感謝しています。また、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
36HRはこれから1月の介護福祉士国家試験に向けて邁進していきます。今後もどうかよろしくお願いいたします。
36HR 医療的ケア
2011年に社会福祉士及び介護福祉士法の一部が改正され、2015年より介護福祉士は医師の指示のもとで「診療の補助」としての痰の吸引と経管栄養を行うことを業とすることが認められました。それに伴い、本校でも医療的ケアについての学習が開始しました。
内容は「喀痰吸引①口腔内吸引」「喀痰吸引②鼻腔内吸引」「喀痰吸引③気管カニューレ内部吸引」「経鼻経管栄養法」「胃瘻又は腸瘻による経管栄養法」です。
それぞれの分野における講義を受講し、知識の定着のための確認テストを実施・合格後、演習に移ります。演習では指導者による実技チェック・試験が各内容ごとに一人5回ずつ行われます。
利用者様の命に関わる内容であるため、演習では緊張から鑷子を持つ手が震えることもありますが、講義では指導者の一言一言を聴きもらさないように、また実技では指導者の手技の一つ一つを見逃さないように、熱心に励んでいます。
医療的ケアの学習を通して、生徒は利用者様の命や尊厳の重みについて再認識します。また、習熟度の高い生徒が、遅れがちな生徒のフォローに回ったり、自主的に物品の準備や片付けをするなど、それぞれの役割をこなしながら、責任感やクラスメイト同士の連帯感も育ちます。そして毎年この学習を終える頃には、国家試験に向けてがっちりとスクラムが組むことができるようになります。
21期生は現在、気管カニューレ内部吸引の演習をまもなく終えようとしています。次の経管栄養法は、さらに複雑で細かな手順や手技の実習となります。引き続き、真摯に取り組み、知識や技術だけではなく、人間性も磨き、成長していきたいです。
36HR 事例研究発表会
36HRは9月21日、5・6限目に介護実習の成果である事例研究の発表会を実施しました。各自でテーマを設定し、実践した内容をスライドや原稿にまとめ、発表しました。
内容は「介護計画の実施」「レクリエーションの効果」「利用者として受けた介助について」です。研究内容を抄録原稿にまとめ、パワーポイントでスライドを作成し、各自が発表をしました。
何度も原稿を書き直したり、スライドを作り直したり、試行錯誤しながら準備や練習を重ねて臨みました。
緊張しながらも、持ち時間いっぱい使って研究内容を発表できました。
事例研究には自らの介護実践を振り返り、専門的知識・技術の活用と不十分な知識の充足、問題解決のための文献学習や社会資源の活用方法を知る、課題の発見等の目的のほか、発表することにより他者と自分の研究成果についての意見交換や認識・学びの共有という目的もあります。これらの取り組みは、よりよい介護をめざし、介護職員としての自己研鑽につながります。
クラスメイトの事例研究を視聴し、新たな学びを得るとともに刺激も受け、大変充実した時間となりました。
これからもう一度、各自の研究内容を整理し、原稿やスライドを見直した上で完成させ、介護実習の成果として残したいです。
クラスの代表者により、10月7日の松西祭での発表会、授業の中で在校生へ向けての発表会もあります。プレゼンテーションの方法についてもさらに磨きをかけていきたいです。
7月29日、実習期間中に計画したレクリエーションの発表会を行い、利用者さんに合わせたレクリエーションの内容や進行の工夫、介助者の動き等を共有しました。各班での発表内容だけでなく、発表会全体の運営も実習生全員で協力しながら進めることができました。
また、最終カンファレンスでは実習生一人ひとりが8日間の実習を振り返りました。
短い期間でしたが、新しい技術について学んだり、過去に授業で行った介助を繰り返し復習したりと充実した実習になったのではないかと思います。
この日で校内代替実習は終了しましたが、8月30日からは施設での実習を予定しています。初めての施設での実習になりますが、実際の現場での貴重な体験を通してたくさんのことを学んで欲しいと思います。前半の校内代替実習期間での学びを活かし、班員同士協力しながら後半の施設実習も頑張って欲しいです。
7月28日、四国歯科衛生士学院専門学校の船奥律子先生にお越しいただき、高齢者の口腔ケアについてご講義いただきました。
実際に高齢者の口腔ケアに使用する歯ブラシや義歯の取り扱い方、口腔モデルを使用した歯磨きの介助の方法など、さまざまな体験をさせていただき、口腔ケアの重要性について学ぶことができました。
7月26日、各班でレクリエーション準備を進めていきました。
集団レクリエーションは、運動機能や認知機能の維持、他者との交流などを目的に実施されますが、コロナ渦の現状、施設での実施は難しいかもしれません。しかし、班員同士で意見を出し合い、何を目的としてレクリエーションをするのか,利用者さんの状態はどうか等を考えながら計画しました。
7月27日、先日松村先生にご指導いただいた福祉機器使った移乗方法を活かし、入浴介助の実習を行いました。一人ひとりがボディメカニクスを意識し、安全な移乗介助ができるよう声をかけあいました。シャワーベッドでの入浴介助では、利用者さんにとって安全で気持ちの良い入浴ができるよう、体調確認や温度管理に配慮し実習を行いました。
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