福祉科 学習成果

令和6年度 中学生体験入学(福祉科)

令和6年度 中学生体験入学(福祉科)

 8月8日(木)、小松島西高校中学生体験入学が開催されました。福祉科では、1~3年生14名が27名の中学生の車椅子体験をサポートしました。

 中学生は最初に学校の説明動画を視聴し、次に福祉科での授業や実習、介護福祉士国家試験についての説明を受けた後、車椅子体験となりました。

 3年生の生徒から車椅子の種類や名称、介助方法等について教わり、班に分かれて実技体験をしました。

 中学生からは「思った以上に楽しかった」「先輩の説明がわかりやすかった」「高齢者など車椅子に乗る人の気持ちがわかった」等の感想が聞かれました。

 サポート役の生徒の日頃の学習や実習の成果がよく現れていました。中学生が福祉に関心を持ってくれるきっかけになれば、そして、福祉科でともに学べることを願っています。

 

 

 

千歳苑納涼祭ボランティア

千歳苑納涼祭ボランティア

 7月27日(土)、福祉科が実習等でお世話になっている千歳苑の納涼祭が開催され、福祉科の2年生2名と3年生1名がボランティアとして参加しました。

 準備から参加し、利用者様だけでなく、職員の方とも交流を深めました。

 納涼祭ではハワイアンダンスや阿波踊りを利用者様と一緒に楽しみました。

 このようなさまざまな機会を通して利用者様との関わりを深めるだけでなく、施設の行事や職員としての業務を学んできたいです。

 

第3回四国地区高校生介護技術コンテスト

第3回四国地区介護技術コンテスト

 7月26日(金)、愛媛県立北条高校にて、福祉を学ぶ四国地区の高校生が日頃の学習で身につけた介護技術をアピールし、競い合う介護技術コンテストが開催されました。本校福祉科から介護福祉研究同好会の3年生の3名が出場しました。

 事前に提示された事前課題を基に何度も練習を重ね、緊張の中、当日を迎えました。

 当日提示された課題を25分間検討した後、7分間で競技を行いました。

 利用者の安全・安楽、尊厳の保持、自立支援を重視しながら、これまで学んだ知識と技術や介護実習での利用者様との関わりの経験を活かし、精一杯取り組みました。

 競技後には参加者がレクリエーションを通して交流を深め、お互いの健闘をたたえ合いました。

 他県他校の取り組みや活動状況を知り、刺激を受け、進路実現や国家試験に向けての励みになりました。

 

 

 

福祉科 特別講義『福祉機器を用いた移乗方法』

福祉科 特別講義『福祉機器を用いた移乗方法』

 

 5月22日(水)5・6限に、福祉科2年生を対象に、株式会社コンフィデンスケア代表取締役、訪問看護ステーションはーと作業療法士の松村幸治先生による『福祉機器を用いた移乗方法』の講義・実習がありました。

 福祉機器の特性や福祉機器を使用することによるメリットやデメリット、現場でどのように使われてるか、使用する際の留意点等に関する講義を受けた後、実技が行われました。

 最初に松村先生による説明を交えたデモンストレーションを見て使用方法やポイントを学び、班に分かれて実習を行いました。

 リフトを使ってベッドから車椅子への移乗、スライディングボードを使ってベッドから車椅子への移乗、介在シートを使ってベッドからストレッチャーへの移乗、ノルディックスライドを使ってベッド上での上下移動や水平移動、これらの実習を行いました。

 実習を終えた生徒からは「利用者として介助を受けてみて、声かけがないと不安だった」「介助をしてみて、福祉機器を使用することにより介助の負担が軽くなった、ボディメカニクスが不十分だと腰が痛くなることがわかった」「技術を身につけて正しく使用できると利用者にとって安心・安全な介護につながるとわかった」等の感想が述べられました。

  福祉機器を用いた移乗は利用者・介助者の負担を減らし、安全で便利に使えますが、使い方を間違えたり、注意を怠ると、転倒や転落等重大な事故につながります。正しい知識と技術を身につけて、安全で安楽な介助を提供できるようになりたいです。

第36回 介護福祉士国家試験 合格発表

花丸第36回介護福祉士国家試験 受験結果の報告

令和6年3月25日 第36回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。

今年度の結果を報告させていただきます。

 受験者数:74,595人

 合格者数:61,747人

 合 格 率 :82.8%

 本校福祉科23期生の合格率は、88.0% でした。

 応援してくださった皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 それぞれが、自分たちの持てる力を出し切った結果です。

 4月からは、新しい進路で頑張って活躍することを期待しています。

16HR障害者支援施設見学実習

16HR 障害者支援施設見学実習

 

 11月30日、福祉科1年生は、介護実習の一環として、阿南市のあななんアリーナで開催された障害者支援施設シーズのスポーツレクリエーション祭に参加しました。

 事前に授業で障害者支援施設のサービス内容や障害の特性や対応について学んで参加しました。

 最初は緊張し、利用者様と、どう接していいのか戸惑いましたが、職員の方の利用者様への対応を見て学び、そして、利用者様の笑顔に引き込まれ、いつの間にか手を取り合い、笑い合いながら、競技に参加しました。

  最後にお礼に手作りのポップアップカードを贈るととても喜んでくださいました。

 利用者様にはコミュニケーションや意思表示について、一人一人それぞれの方法があることを学びました。

 今日の経験をこれからの学習や実習、進路実現に活かしていきたいです。シーズの皆さま、ありがとうございました。

令和5年度 松西福祉科de FUKUSHI体験(第2回)

11月25日、中学生対象に、「車椅子体験」を実施しました。

12名の中学生の皆さんが参加され、実際に車椅子に乗ったり、段差やスロープの介助動作を体験したりと、短い時間ではありましたが、さまざまな体験をして頂きました。保護者の方にもご参加頂き、福祉科について知っていただく機会になりました。

また、今回も福祉科3年生の生徒たちが体験の進行役となり、車椅子の使い方や移動介助のポイントについて説明し、安全な車椅子移動の仕方や声かけを中学生に体験してもらえるよう取り組みました。

 中学生の皆さんからは、「車椅子のことを詳しく知ることができて良かった」「初めて車椅子介助をしたので不安だったけどうまくできた」「難しかったけど優しく対応してくれて分かりやすかった」などの感想をいただきました。ありがとうございます。

 とても寒い1日でしたが、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと福祉科で一緒に学べることを楽しみにしています。お待ちしています。

 

次回の、松西福祉科de FUKUSHI体験「車椅子介助の体験をしよう~レクリエーション支援~」は12月26日(火)開催予定です。

  

  

  

R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会)

R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会) 

 11月18日(土)、イオンモール徳島にて「R5とくしま高校生産フェス」が開催されました。県内の専門高校の生徒の学びを広く県民の皆さまに知っていただくことが目的です.。本校福祉科は福祉学会として、体験コーナーで「車椅子介助体験」、展示コーナーで「学校紹介パネル」「生徒作品展示」、そして徳島県内の高校の福祉の学びについての紹介リーフレットを配布しました。

 車椅子介助体験では10歳未満から60代の方まで幅広い年代の多くの方々に体験していただき「家族が車椅子を使用しているので良い体験だった」「親が近々車椅子が必要かなと考えていたので良いタイミングだった」「初めてだったが思ったより操作しやすかった」「優しくわかりやすく教えてくれた」などの感想をいただきました。2年生の生徒たちも懸命にサポートにあたりました。

 作品展示では県内で福祉を学べる学校の紹介のパネルや各校の生徒作品が展示されました。本校からは1年生が介護実習のお礼に施設に贈ったポップアップカードを披露しました。季節柄、開けるとクリスマスツリーやサンタクロースが飛び出したり、雪や星の装飾などワクワクするような作品で、見る人に楽しんでいただけました。他校からも介護カルタやお手玉、レクリエーション財などが展示され、賑やかなブースとなりました。 「福祉の学び」を広く県民の皆さまに知っていただいた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。

 



令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験

令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験

 7月21日、中学生を対象に、「高齢者疑似体験」を実施しました。4名の中学生の皆さんが参加、福祉科の3年生が体験のお手伝いをしました。自分たちが学んできたことを伝えたい、福祉の学びの素晴らしさや、やりがいを少しでも感じてもらえれば、と準備や練習を重ねました。

 高齢者疑似体験セット「エルダートライ」をからだに装着し、感覚や身体機能、筋力を低下させることで、自分が高齢者になったときに、どのような気持ちになるかを体験してもらいました。

 耳栓で聴き取りにくく、視界ゴーグルで視野を狭めたうえに色の判別をつきにくく、背曲エプロンで腰を曲げ、肘・膝サポーターで関節の動きを妨げ、手首・足首におもりをつけて筋力の低下、手袋で手指の動きの不自由さを体験してもらいました。

 杖を持って周囲を歩き、階段の昇降や障害物を乗り越えたり、ぺットボトルの蓋を開けたり、文字を書いたり、日常の様々な動作を体験してもらいました。

 中学生の皆さんからは「体験してみて高齢の方の動きにくさなど知ることができてよかった、福祉科に興味を持つようになったので、いろいろ調べたいし、知りたいと思った」「すごく優しく教えてもらえて、たくさんのことが学べた」などの感想をいただきました。今日感じたことを、これから高齢者とかかわるときに思い出してもらえたらと思います。

 暑い中、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。一緒に福祉科で学べることを願っています。 

 

第35回介護福祉士国家試験 合格発表

第35回介護福祉士国家試験 合格発表

 3月24日、第35回介護福祉士国家試験の合格者の発表がありました。受験した22期生全員の番号が確認され、合格率は100%でした。ご指導やご配慮、激励をありがとうございました。

 また、既卒者も17期生、18期生、21期生のそれぞれ1名ずつ合格しました。

 次のステップでも福祉科での学びを活かし、頑張ってほしいです。