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第36回介護福祉士国家試験 受験結果の報告
令和6年3月25日 第36回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。
今年度の結果を報告させていただきます。
受験者数:74,595人
合格者数:61,747人
合 格 率 :82.8%
本校福祉科23期生の合格率は、88.0% でした。
応援してくださった皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 それぞれが、自分たちの持てる力を出し切った結果です。
4月からは、新しい進路で頑張って活躍することを期待しています。
16HR 障害者支援施設見学実習
11月30日、福祉科1年生は、介護実習の一環として、阿南市のあななんアリーナで開催された障害者支援施設シーズのスポーツレクリエーション祭に参加しました。
事前に授業で障害者支援施設のサービス内容や障害の特性や対応について学んで参加しました。
最初は緊張し、利用者様と、どう接していいのか戸惑いましたが、職員の方の利用者様への対応を見て学び、そして、利用者様の笑顔に引き込まれ、いつの間にか手を取り合い、笑い合いながら、競技に参加しました。
最後にお礼に手作りのポップアップカードを贈るととても喜んでくださいました。
利用者様にはコミュニケーションや意思表示について、一人一人それぞれの方法があることを学びました。
今日の経験をこれからの学習や実習、進路実現に活かしていきたいです。シーズの皆さま、ありがとうございました。
11月25日、中学生対象に、「車椅子体験」を実施しました。
12名の中学生の皆さんが参加され、実際に車椅子に乗ったり、段差やスロープの介助動作を体験したりと、短い時間ではありましたが、さまざまな体験をして頂きました。保護者の方にもご参加頂き、福祉科について知っていただく機会になりました。
また、今回も福祉科3年生の生徒たちが体験の進行役となり、車椅子の使い方や移動介助のポイントについて説明し、安全な車椅子移動の仕方や声かけを中学生に体験してもらえるよう取り組みました。
中学生の皆さんからは、「車椅子のことを詳しく知ることができて良かった」「初めて車椅子介助をしたので不安だったけどうまくできた」「難しかったけど優しく対応してくれて分かりやすかった」などの感想をいただきました。ありがとうございます。
とても寒い1日でしたが、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと福祉科で一緒に学べることを楽しみにしています。お待ちしています。
次回の、松西福祉科de FUKUSHI体験「車椅子介助の体験をしよう~レクリエーション支援~」は12月26日(火)開催予定です。
R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会)
11月18日(土)、イオンモール徳島にて「R5とくしま高校生産フェス」が開催されました。県内の専門高校の生徒の学びを広く県民の皆さまに知っていただくことが目的です.。本校福祉科は福祉学会として、体験コーナーで「車椅子介助体験」、展示コーナーで「学校紹介パネル」「生徒作品展示」、そして徳島県内の高校の福祉の学びについての紹介リーフレットを配布しました。
車椅子介助体験では10歳未満から60代の方まで幅広い年代の多くの方々に体験していただき「家族が車椅子を使用しているので良い体験だった」「親が近々車椅子が必要かなと考えていたので良いタイミングだった」「初めてだったが思ったより操作しやすかった」「優しくわかりやすく教えてくれた」などの感想をいただきました。2年生の生徒たちも懸命にサポートにあたりました。
作品展示では県内で福祉を学べる学校の紹介のパネルや各校の生徒作品が展示されました。本校からは1年生が介護実習のお礼に施設に贈ったポップアップカードを披露しました。季節柄、開けるとクリスマスツリーやサンタクロースが飛び出したり、雪や星の装飾などワクワクするような作品で、見る人に楽しんでいただけました。他校からも介護カルタやお手玉、レクリエーション財などが展示され、賑やかなブースとなりました。 「福祉の学び」を広く県民の皆さまに知っていただいた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験
7月21日、中学生を対象に、「高齢者疑似体験」を実施しました。4名の中学生の皆さんが参加、福祉科の3年生が体験のお手伝いをしました。自分たちが学んできたことを伝えたい、福祉の学びの素晴らしさや、やりがいを少しでも感じてもらえれば、と準備や練習を重ねました。
高齢者疑似体験セット「エルダートライ」をからだに装着し、感覚や身体機能、筋力を低下させることで、自分が高齢者になったときに、どのような気持ちになるかを体験してもらいました。
耳栓で聴き取りにくく、視界ゴーグルで視野を狭めたうえに色の判別をつきにくく、背曲エプロンで腰を曲げ、肘・膝サポーターで関節の動きを妨げ、手首・足首におもりをつけて筋力の低下、手袋で手指の動きの不自由さを体験してもらいました。
杖を持って周囲を歩き、階段の昇降や障害物を乗り越えたり、ぺットボトルの蓋を開けたり、文字を書いたり、日常の様々な動作を体験してもらいました。
中学生の皆さんからは「体験してみて高齢の方の動きにくさなど知ることができてよかった、福祉科に興味を持つようになったので、いろいろ調べたいし、知りたいと思った」「すごく優しく教えてもらえて、たくさんのことが学べた」などの感想をいただきました。今日感じたことを、これから高齢者とかかわるときに思い出してもらえたらと思います。
暑い中、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。一緒に福祉科で学べることを願っています。
第35回介護福祉士国家試験 合格発表
3月24日、第35回介護福祉士国家試験の合格者の発表がありました。受験した22期生全員の番号が確認され、合格率は100%でした。ご指導やご配慮、激励をありがとうございました。
また、既卒者も17期生、18期生、21期生のそれぞれ1名ずつ合格しました。
次のステップでも福祉科での学びを活かし、頑張ってほしいです。
11月15日(火)5時間目,障害者支援施設シーズ 統括施設長林達郎氏,生活支援員岸本穂高氏,船城由佳氏にお越しいただき,「障害者支援の実際について」ご講義いただきました。
障害者支援施設の利用者さんの生活や,介護の視点と工夫,支援員さんの『施設は利用者さんの「家」であり,そこで普通の幸せを感じたり,生まれてきて良かったなあと感じてほしい』という思いをお聞きし,大変有意義な学びの時間となりました。本日の学びを今後の実習や活動に生かしたいと思います。
1年生は11月24日に見学実習を予定しており,これは新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で3年ぶりの交流となります。今後,コロナ禍以前のような学習活動や交流の機会が増えることを祈りながら,これからも日々の学習に努めたいと思います。
令和4年度 徳島県高校生産業教育展(福祉学会)
11月5日、イオンモール徳島にて徳島県高校生産業教育展が開催されました。新型コロナ感染症の影響で3年ぶりの参集型の従来の形式での開催となりました。
福祉学会では、2階の福祉ブースで県内の福祉を学べる高校を紹介したリーフレットの配布、4階のイオンホールで車椅子介助体験、そしてメイン会場となる1階のUZUホールで体験発表を行いました。
リーフレットの配布は池田高校辻校と那賀高校の生徒さんと一緒に行い、お客様に高校での福祉の学びについて説明しました。中には「高校で介護福祉士の勉強ができるん?知らんかった」「松西以外にも福祉の勉強できる学校があるんやな」いう方もいらっしゃいましたが、生徒たちの説明により知っていただけました。午後には飯泉嘉門徳島県知事がブースにお越しになり、3年生の生徒が自走と介助用の車椅子の用途や使用法の説明をしました。知事からは「大変なこともあると思いますが頑張ってください」と労いのお言葉をいただきました。
車椅子介助体験は小さなお子様をはじめ、多くの方々に体験していただきました。「小学生の時に車椅子に乗った体験はあったけど、改めて使い方を知れてよかった」「生徒さんの優しい笑顔と声かけに元気をいただきました」等の感想をいただきました。
体験発表は、3年の井上椎奈さんが介護実習の受け持ち利用者さんの介護計画の実施についての事例研究を発表しました。利用者様へ寄り添う気持ちやコロナの収束も見えない中でありながらも実習ができたことへの感謝の気持ち、介護福祉士国家試験受験や4月から介護職員として働くことへの意欲などを述べました。
広く県民の皆さまに福祉の学びについて知っていただくことのできた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月2日、松西祭で事例研究発表会を行いました。代表者4名による発表です。介護実習における担当利用者様との関わりから、生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案・実施、評価・考察の介護過程の学びの成果発表です。
「見当識の維持について」「今ある能力を維持するために」「自発的な水分補給のために」などについて、各担当利用者様の心身の状態や疾患や障害の説明や特性、介護計画の実施の状況や結果についてデモンストレーションを交えながら説明し、研究の内容を披露しました。
生徒たちはこの発表会に向け、何度も何度もスライドを差し替えたり、デモンストレーションの練習を繰り返したり、どうすれば自分たちが介護実習で学んだことを来場者にわかりやすく伝えられるか、模索しながら本番を迎えました。発表者だけでなく、各係生徒も発表の成功と来場者をもてなすために、準備や練習を重ね、責務を果たしました。
来場者から「デモンストレーションが臨場感があり、利用者様との関わりのイメージがわいた」「難しい内容をわかりやすく説明していた」「スライドがわかりやすかった」「発表態度が熱心で好感が持てた」「発表者の態度や身だしなみがとてもよかった」「もっと発表の場を設け、もっと多くの人に見てもらえるとよい」などの感想をいただきました。
介護実習やそれぞれの事例研究を通して経験したことや学んだことを糧に、これからの学習や、福祉科の学びの集大成である介護福祉士国家試験受験、そして将来の夢の実現に向けてさらに研鑽を重ねていきたいと思います。
介護実習、事例研究に携わっていただきました皆さま、発表会にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
R4 26HR 松西祭 福祉科展
10月2日、松西祭で日頃の学習の成果を披露する福祉科展を行いました。生活支援技術の実習の内容をパネルにまとめたものや,介護実習でお世話になった施設へのプレゼントとして作ったフラワーアレンジメントやエシカル学習による学びから各自がアイデアを凝らして作った作品が展示されました。
パネル展示は校内実習で取り組んだ入浴介助や清拭についてや、外部講師としてきていただいた専門職の先生からご講義いただいた福祉機器についての紹介と説明をまとめるなどしました。フラワーアレンジメントも専門の先生からご指導いただき、生花を使って,各自が色やバランスを考えながら作りました。(福祉科展終了後、各施設に実習のお礼として贈りました)エシカル作品は自分が大切にしていたものを、物入れやオブジェなどの小物やレクリエーション財など、また誰かのために生まれ変わらせたものを作り、循環型社会の実現をめざしました。
来場者からは「パネルは詳しく説明されてわかりやすい」「パネルを見て実習のイメージがわいた」「フラワーアレンジメントがきれいで印象に残った」「エシカル作品はとても工夫されてる」「エシカル作品は人とのつながりと同時にエコ活動にも貢献できていると観じた」などの感想をいただきました。
作品を作りながら学んだ内容を振り返ったり、深めたり、また新たな気づきもありました。12月の施設での介護実習の後半に向けて、気を引き締めて準備を進めていきたいです。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 事例研究クラス内発表会
9月22日、36HRで介護実習の成果である事例研究のクラス内発表会が行われました。
介護実習の中で、担当利用者様とコミュニケーションを図り、観察を行いながら生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案、実施、評価と取り組んだ介護過程の内容についての研究発表です。
アセスメントシートや実習記録を見返し、担当利用者様のことを思い浮かべ、施設の指導者様のご指導を思い出しながら、集録の原稿やスライドを作成に取り組みました。限られた時間の中、まだまだ言いたいこともありましたが、時間いっぱい、実習の成果を披露しました。
「対応の方法が参考になった」「様々な視点や思いもよらない発想がありすばらしかった」「疾患や障害について学んだ」「スライドがわかりやすく工夫されていた」「発表態度についても、声の大きさやスピードによって頭に入ってくる内容の量が違ってくることがわかった」などの感想が聞かれました。また、「自分が実習で学んだことがみんなに共有できてよかった」と感じた生徒がおり、事例研究の学習の目標の達成がうかがえた発表会でした。
この中から4名の代表者が10月2日の松西祭の「事例研究発表会」で、さらに磨きをかけた内容で発表します。
R4 26HR 校内代替実習
7月13日から始まった26HRの前半の介護実習は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一時中断しました。9月5日~15日の9日間は、校内代替実習となりました。
後半の施設での介護実習に向け、校内で介護技術の向上に励みました。清拭や入浴介助(特浴)、着脱介助、排泄介助等の介助の実習や、エシカル消費についての学習に取り組みました。実習生はそれぞれの目標の達成のために研鑽し、課題や今後の目標に気づくなど、実りの多い実習となりました。
12月8日から22日までの10日間の後半の介護実習が施設で無事に再開されることを願いながら,このたびの校内代替実習を終えました。
この校内代替実習の成果や学びをパネルにまとめ、10月2日の松西祭の「福祉科展」で展示します。
福祉科 1・3年生 コラボ実習
9月16日、20日、福祉科3年生が1年生へ介護実習に向けての助言やアドバイスを行いました。
16日は着脱介助の技術指導を行いました。ベッド上での前開き衣服の介助です。班ごとにまず3年生がデモンストレーションを行い、その後、1年生が順に介助の指導を受けました。3年生の手技や言葉を1年生は見逃すまい,聞き漏らすまいと指導を受けていました。
20日は1年生が書いた着脱介助の記録の指導を3年生が行いました。内容や言葉の使い方、誤字脱字等について3年生は一つ一つ丁寧にチェックして1年生にアドバイスをしました。その後、1年生の10月12日からの介護実習に向けて,3年生は自分たちの6~7月の介護実習の経験から、施設ごとに施設の概要や実習内容等の説明がありました。1年生は熱心に耳を傾けていました。
3年生は自分自身が1年生の時に、当時の3年生から同じように技術や記録の指導を受けたことを思い出しながら,今度は自分たちが1年生にしっかりと教えなければと、打ち合わせや練習を入念に行った上でのコラボ実習でした。
1年生の意欲あふれる姿と、3年生の頼もしさを感じたコラボ実習、福祉科のよき伝統です。
1年生の介護実習の成果につながりますように、3年生は願っています。
2年生は、8月30日からの施設実習が延期になり、8月29日から授業を行っています。今回は、入浴実習の前に、バイタルサインに関しての授業と実習を行いました。
「医行為ではないとして介護職が実施できる行為」として、施設で実施されている行為ですが、正しい知識と正しい実施方法を理解していなければ、事故につながってしまうため、緊張感を持ちながら実習に臨みました。
新型コロナウイルスの感染予防を実施しながら、体温の正しい計測方法、自分の脈拍の測定、自動血圧計を用いた血圧の計測、パルスオキシメーターを用いた動脈血酸素飽和度の測定を行いました。
初めての血圧計測! 静かに計測します。
パルスオキシメーターを初めて扱いました データの記録も間違えないように…
簡単そうに思えても、いざ、扱ってみるとなかなかうまくできませんでした。
きちんと根拠を理解し、器具を正しく使用しなければ、きちんとデータを得ることができません。平常値や、変動因子などを理解した上でバイタルサインの計測を行うことで、利用者さんの状態を把握できることを、実習を通して実感することができました。
36HR 介護実習 終了
36HRの介護実習は7月12日、無事に23日間の日程を終了することができました。それぞれの施設で様々な実習をさせていただきました。担当利用者様をつけていただき、アセスメント、課題の抽出、目標設定、介護計画、計画の実施、と介護過程の実習もさせていただきました。これからは、この介護過程から、各々が事例研究に取り組みます。
実習生はこの23日間で、利用者様への支援やコミュニケーション、レクリエーションを経験し、職員の方々との関わりから多職種協働について等、たくさんのことを学びました。この学んだことを進路実現や介護福祉士国家試験受験等に活かしていきたいです。
またこの実習でお世話になった施設の利用者様、職員の方々、そして先生方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。お世話になりました。
R4 松西福祉科 de FUKUSHI体験 第2回
7月9日、第2回目の「松西福祉科 de FUKUSHI 体験」が開催されました。今回は車椅子体験です。9名の中学生が参加しました。中には第1回目の「ベッドメイキング」に引き続き2回目の参加者もいて、今回は前回に比べ、リラックスした雰囲気でのスタートとなりました。
福祉科からは前回同様2年生の生徒が参加しました。
まずは車椅子の構造や名称、点検や乗降車、操作の手順、安全な姿勢や走行、介助などについて、実習時の動画を見ながら説明をし、さらにデモンストレーションを行いました。
そしていよいよ中学生の体験です。
参加者はグループに分かれ、2年生から教わりながら、「利用者」「介助者」の役を交代し、車椅子で平地やスロープで走行、さらに段差や障害物を越える体験をしました。2年生は、ただ手順を言うだけではなく、「なぜそうするのか」その理由や根拠も説明しました。
参加者からの感想には「やさしくわかりやすく教えてくれてとても楽しかった。前よりももっと興味をもった」「またやってみたい」「説明がわかりやすかったし、体験がすごく楽しかったので時間が過ぎるのが早かった」「車椅子を利用する方の気持ちになってみたら、思ったより揺れて驚いた」「ティッピングレバーを上げるタイミングが難しかったけど、できるようになると楽しかった」などが寄せられました。
介助する側だけでなく、介助される側も体験してみてさまざまな「気づき」があったようでした。
最後に今回初めての参加者に、福祉科での授業や実習、国家試験や卒業後の進路について説明しました。
参加者のみなさん、福祉科の生徒として、もっともっといろいろなことを一緒にしましょう!!一人でも多くの人と、ここで目標に向かって、夢の実現のために、ともに学べることを願っています。暑い中の参加、ありがとうござました。
26HR 「福祉機器を用いた移乗方法」
6月29日、株式会社コンフィデンスケア代表取締役 訪問看護ステーションはーと 作業療法士 松村幸治先生より「福祉機器を用いた移乗方法」についてのご講義と実技指導を受けました。
はじめにベッドや車椅子、リフトなどの移乗機器に関する説明や使用の際の留意点についての講義を受け、松村先生による「床走行式リフト」「ノルディックスライド」「介在シート」「スライディングボード」の実技指導がありました。
そのあと生徒はグループに分かれ、それぞれの福祉機器を実際に使った移乗介助を体験しました。
このような福祉機器を使うことは利用者の自立支援や介助者の負担軽減につながります。介護現場でもよく使われています。
受講した生徒からは「福祉用具は正しい使い方をすれば便利で効果的だが、使い方を間違えれば重大な事故につながる可能性があることがわかった」「福祉用具を使うときはボディメカニクスも心がけることが大切だと学んだ」「福祉用具を効果的に活用するには介護福祉士だけでなく作業療法士や理学療法士などとの連携、多職種協働が重要だと学んだ」等の感想が述べられました。
今回の講義や実技実習で身につけた知識や技術を、まもなく開始される施設での介護実習や国家試験、進路実現に活かしていきたいです。
令和4年度 松西福祉科 de FUKUSHI 体験 (第1回)
6月25日(土)、「令和4年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験」が開催されました。
県内の中学生が13名参加、福祉科の2年生が受付や案内、ベッドメイキングの説明や福祉科での学習、設備の説明等を行いました。
はじめはお互いに緊張も見られましたが、福祉科の生徒がベッドやリネン類の説明やシーツのたたみ方、しわのない快適なベッドの作り方を、身振り手振りも交えながら、一生懸命中学生に説明し、中学生が実際にベッドメイキングの体験をしました。ここでも個別に、そして笑顔いっぱいで福祉科の生徒は中学生にシーツの広げ方、敷き込み方、三角コーナーの作り方、しわの伸ばし方を一つ一つ丁寧に説明しました。
中学生と福祉科の生徒は打ち解けた様子で、実習や学校生活についての質問をするなどあたたかい和やかな雰囲気で体験は終了しました。
体験を終えた中学生の感想は「ベッドメイキングは難しかったけど、楽しかった」「詳しく丁寧に教えてくれてとても嬉しかった!」「また機会があったら体験してみたい」「思った以上に楽しかった」「おもしろくわかりやすかった」「とても勉強になった」などでした。
参加してくれた中学生のみなさん、ありがとうごさいました。みなさんの中から一人でも多くの「福祉の卵」が生まれることを願っています。
次回は7月9日(土)、車椅子体験です。
36HR 介護実習スタート!
6月7日、36HRの介護実習が始まりました。7月12日までの23日間です。(帰校日は6/17、6/27、7/6です)
3年ぶりの施設での通常の実習です。
初日、実習生は緊張しながらも利用者様とのコミュニケーションや施設オリエンテーション等に取り組み、充実した一日を過ごしたようです。
3年生の応用実習の目標は「介護過程」です。担当利用者様とコミュニケーションを図り、観察し、アセスメントをしっかり行い、生活課題の抽出、ニーズの発見、目標設定、介護計画、実施、評価と展開し、学びを深めていきたいです。
受け入れてくださる施設の皆様に感謝し、感染症への対策を十分に実施しながら、介護観や職業観を養い、進路決定や介護福祉士国家試験の受験につなげていきたいです。
今年度、福祉科で中学生体験を行います。
参加申し込みをいただき、ありがとうございました。
決定通知をお送りしましたので、ご参加お待ちしています!
第1回 6月25日(土) ベッドメイクに挑戦!
9時30分集合(9時20分~9時30分 受付)