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R6 とくしま高校生産フェス(福祉学会)
11月2日(土)、イオンモール徳島にて、とくしま高校生産フェスが開催されました。専門高校の生徒たちが日頃の学習の成果を県民の皆さまにアピールしました。
福祉学会として小松島西高校福祉科の他、鳴門渦潮高校、阿波西高校、池田高校辻校、那賀高校が参加しました。
福祉ブースでは各校の紹介パネルや授業での作成物等を展示しました。小松島西高校福祉科は学習内容や国家試験、進路等について説明した学校紹介パネルと2年生の介護実習の成果をまとめたパネルを展示しました。
体験ブースでは来場者の方に車椅子の体験をしていただきました。まず車椅子の点検や乗る際の注意点を説明してから、実際に乗っていただき、介助と自走を体験していただきました。 「とても丁寧に教えてもらえたのでわかりやすかった」「車椅子を使用される方の気持ちがわかった」「正しい乗り方を知り、座り心地も良く、良い体験ができた」等のご感想をいただきました。
今回は2年生の生徒が参加者の対応をしました。さまざまな活動を3年生から少しずつ引き継ぎ、今回初めて2年生だけでの活動で緊張しましたが、先輩から教わったことや授業や実習で学んだことを思い出しながら取り組みました。お子様から高齢者の方まで、幅広い年代の方にご参加いただき無事に終えることができました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。私たちの活動を知っていただき、そして福祉に関心を持っていただくきっかけになればと思います。
令和6年度 第1回 松西福祉科 de FUKUSHI 体験!
10月26日(土)、小松島西高校福祉棟にて、「第1回 松西福祉科 de FUKUSHI 体験!」が開催され、県内の各中学校から7名の中学生が参加し、福祉科での学びについての説明を受け、車椅子の操作の体験をしました。
本校介護福祉研究同好会の3年生による説明やデモンストレーションの後、参加した中学生は、車椅子の使用前の点検をし、乗った際の正しい姿勢を確認し、車椅子で段差を超えたり、上り坂と下り坂の走行を「介助者」「利用者」として、それぞれの体験をしました。最後に福祉科で授業や実習、国家試験受験や卒業後の進路についての説明を受けました。
「家族の助けになりたいと思い、福祉に興味を持ちました」「難しかったけど、優しく教えてもらったので、できるようになりました」「夏休みの体験入学にも参加しましたが、今回もう一度体験し、復習ができ、さらに覚えることができました」等の感想が聞かれました。
ご参加、ありがとうございました。来年、福祉科の生徒としてともに学べることを願います。
R6 松西祭 福祉科「事例研究発表会」「福祉科展」
10月6日(日)、松西祭が開催され、福祉科3年生と2年生がそれぞれ介護実習の成果として「事例研究発表会」と「福祉科展」に取り組みました。
何日も前から入念に準備をし、前日には丁寧に会場を設営し、当日は各々の役割を責任を持って果たし、実習の成果を来場者の皆様にじっくりと見ていただきました。
3年生の事例研究発表会では担当利用者様の安全で安心できる生活について6名が発表し、「3年間の学びを通して身につけた知識や技術をしっかり活用して実習に取り組めたことがよくわかった」「介護現場で働いていますが即戦力になるだろうなと感じた、現場を引っ張ってくれることを楽しみにしてます」「3年間でさまざまなことを学び、素晴らしい高校生活を送っていると感じた」「卒業後、たとえ介護以外の進路に進んでも、必ずプラスになる経験だろう」等の感想をいただきました。
2年生の福祉科展では各自の介護技術における学びや担当利用者様への対応等実習の成果を一人1枚ずつ模造紙にまとめたもの、エシカル活動についてやフラワーアレンジメント講習会についての展示をしました。来場者からは実習報告の展示物については「一人一人しっかり実習をしてきたことがよくわかった」「同じような内容でも一人一人とらえ方が違うのが興味深かった」「一人一人利用者に寄り添った実習ということがわかった」「絵や色をうまく使ってまとめられており、項目別に分けられる等工夫がされておりわかりやすかった」、係生徒の対応については「他科の生徒にもわかりやすく説明してくれた」「丁寧な対応で笑顔が印象的だった」等の感想をいただきました。
ご来場の皆さま、ありがとうございました。
これらの経験を今後の学習や進路実現、国家試験受験に活かしたいです。
私たちのエシカル消費活動(26HR)
7/10~8/1、9/4~9/18の合計23日間の介護実習でお世話になった施設の皆さまへ感謝の気持ちとしてお礼の品を考えるときに「エシカル消費」の視点から何かできないかと思いました。
「環境・人・社会・地域」に配慮するために「不要になったものをリサイクル」「大量消費にならないように、流行に流されず、伝統や文化を見つめる」これらの観点から、私たちは、「阿波和紙」と「藍染め」に着目しました。
徳島県の特産品である阿波和紙を用いて袋を作り、思い思いの和紙を組み合わせて彩りました。さらにその袋に本校生活文化科の皆さんが授業で製作した徳島県の伝統文化・藍染めの生地で不要になったものを譲ってもらい、小物を作り飾りました。
その中に「フラワーアレンジメント講習会」で講師の先生よりご指導いただき作ったフラワーアレンジメントを入れて、介護実習でお世話になった施設の皆さまへ贈ることにしました。
お世話になった施設の皆さまへ感謝の気持ちを込めたこの作業を通して「阿波和紙」「藍染め」という徳島の伝統や文化の継承や、リサイクルによる環境への配慮、持続可能な社会のあり方について考えました。
フラワーアレンジメント講習会
9月24日、26HRの生徒対象に、徳島市の「フラワーワークスペンク」の藤原健一郎先生を講師としてお迎えし、フラワーアレンジメント講習会が開催されました。
ソラナムパンプキン、コニカルレッド、スプレーカーネーション、トルコキキョウ、ハイブリッドスターチス、ブルーファンタジア、千日紅、ワレモコウ、アスターマカロンピンク、ユーカリの切り花を使い、それぞれの花の特性や花言葉を教えていただきながら、楽しく受講しました。藤原先生は、私たちの感性を尊重しながらも、丁寧に的確なアドバイスをくださり、あっという間に完成しました。
これまで花に関心がなかった生徒もいましたが、藤原先生の講習を受け、花の種類や素敵な花言葉、花を贈ることにより相手に感謝の気持ちを伝えられる、ということを知りました。
それぞれのフラワーアレンジメントは、介護実習でお世話になった施設の皆さまにお贈りし、感謝の気持ちをお伝えします。
令和6年度 中学生体験入学(福祉科)
8月8日(木)、小松島西高校中学生体験入学が開催されました。福祉科では、1~3年生14名が27名の中学生の車椅子体験をサポートしました。
中学生は最初に学校の説明動画を視聴し、次に福祉科での授業や実習、介護福祉士国家試験についての説明を受けた後、車椅子体験となりました。
3年生の生徒から車椅子の種類や名称、介助方法等について教わり、班に分かれて実技体験をしました。
中学生からは「思った以上に楽しかった」「先輩の説明がわかりやすかった」「高齢者など車椅子に乗る人の気持ちがわかった」等の感想が聞かれました。
サポート役の生徒の日頃の学習や実習の成果がよく現れていました。中学生が福祉に関心を持ってくれるきっかけになれば、そして、福祉科でともに学べることを願っています。
千歳苑納涼祭ボランティア
7月27日(土)、福祉科が実習等でお世話になっている千歳苑の納涼祭が開催され、福祉科の2年生2名と3年生1名がボランティアとして参加しました。
準備から参加し、利用者様だけでなく、職員の方とも交流を深めました。
納涼祭ではハワイアンダンスや阿波踊りを利用者様と一緒に楽しみました。
このようなさまざまな機会を通して利用者様との関わりを深めるだけでなく、施設の行事や職員としての業務を学んできたいです。
第3回四国地区介護技術コンテスト
7月26日(金)、愛媛県立北条高校にて、福祉を学ぶ四国地区の高校生が日頃の学習で身につけた介護技術をアピールし、競い合う介護技術コンテストが開催されました。本校福祉科から介護福祉研究同好会の3年生の3名が出場しました。
事前に提示された事前課題を基に何度も練習を重ね、緊張の中、当日を迎えました。
当日提示された課題を25分間検討した後、7分間で競技を行いました。
利用者の安全・安楽、尊厳の保持、自立支援を重視しながら、これまで学んだ知識と技術や介護実習での利用者様との関わりの経験を活かし、精一杯取り組みました。
競技後には参加者がレクリエーションを通して交流を深め、お互いの健闘をたたえ合いました。
他県他校の取り組みや活動状況を知り、刺激を受け、進路実現や国家試験に向けての励みになりました。
福祉科 特別講義『福祉機器を用いた移乗方法』
5月22日(水)5・6限に、福祉科2年生を対象に、株式会社コンフィデンスケア代表取締役、訪問看護ステーションはーと作業療法士の松村幸治先生による『福祉機器を用いた移乗方法』の講義・実習がありました。
福祉機器の特性や福祉機器を使用することによるメリットやデメリット、現場でどのように使われてるか、使用する際の留意点等に関する講義を受けた後、実技が行われました。
最初に松村先生による説明を交えたデモンストレーションを見て使用方法やポイントを学び、班に分かれて実習を行いました。
リフトを使ってベッドから車椅子への移乗、スライディングボードを使ってベッドから車椅子への移乗、介在シートを使ってベッドからストレッチャーへの移乗、ノルディックスライドを使ってベッド上での上下移動や水平移動、これらの実習を行いました。
実習を終えた生徒からは「利用者として介助を受けてみて、声かけがないと不安だった」「介助をしてみて、福祉機器を使用することにより介助の負担が軽くなった、ボディメカニクスが不十分だと腰が痛くなることがわかった」「技術を身につけて正しく使用できると利用者にとって安心・安全な介護につながるとわかった」等の感想が述べられました。
福祉機器を用いた移乗は利用者・介助者の負担を減らし、安全で便利に使えますが、使い方を間違えたり、注意を怠ると、転倒や転落等重大な事故につながります。正しい知識と技術を身につけて、安全で安楽な介助を提供できるようになりたいです。
第36回介護福祉士国家試験 受験結果の報告
令和6年3月25日 第36回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。
今年度の結果を報告させていただきます。
受験者数:74,595人
合格者数:61,747人
合 格 率 :82.8%
本校福祉科23期生の合格率は、88.0% でした。
応援してくださった皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 それぞれが、自分たちの持てる力を出し切った結果です。
4月からは、新しい進路で頑張って活躍することを期待しています。
16HR 障害者支援施設見学実習
11月30日、福祉科1年生は、介護実習の一環として、阿南市のあななんアリーナで開催された障害者支援施設シーズのスポーツレクリエーション祭に参加しました。
事前に授業で障害者支援施設のサービス内容や障害の特性や対応について学んで参加しました。
最初は緊張し、利用者様と、どう接していいのか戸惑いましたが、職員の方の利用者様への対応を見て学び、そして、利用者様の笑顔に引き込まれ、いつの間にか手を取り合い、笑い合いながら、競技に参加しました。
最後にお礼に手作りのポップアップカードを贈るととても喜んでくださいました。
利用者様にはコミュニケーションや意思表示について、一人一人それぞれの方法があることを学びました。
今日の経験をこれからの学習や実習、進路実現に活かしていきたいです。シーズの皆さま、ありがとうございました。
11月25日、中学生対象に、「車椅子体験」を実施しました。
12名の中学生の皆さんが参加され、実際に車椅子に乗ったり、段差やスロープの介助動作を体験したりと、短い時間ではありましたが、さまざまな体験をして頂きました。保護者の方にもご参加頂き、福祉科について知っていただく機会になりました。
また、今回も福祉科3年生の生徒たちが体験の進行役となり、車椅子の使い方や移動介助のポイントについて説明し、安全な車椅子移動の仕方や声かけを中学生に体験してもらえるよう取り組みました。
中学生の皆さんからは、「車椅子のことを詳しく知ることができて良かった」「初めて車椅子介助をしたので不安だったけどうまくできた」「難しかったけど優しく対応してくれて分かりやすかった」などの感想をいただきました。ありがとうございます。
とても寒い1日でしたが、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと福祉科で一緒に学べることを楽しみにしています。お待ちしています。
次回の、松西福祉科de FUKUSHI体験「車椅子介助の体験をしよう~レクリエーション支援~」は12月26日(火)開催予定です。
R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会)
11月18日(土)、イオンモール徳島にて「R5とくしま高校生産フェス」が開催されました。県内の専門高校の生徒の学びを広く県民の皆さまに知っていただくことが目的です.。本校福祉科は福祉学会として、体験コーナーで「車椅子介助体験」、展示コーナーで「学校紹介パネル」「生徒作品展示」、そして徳島県内の高校の福祉の学びについての紹介リーフレットを配布しました。
車椅子介助体験では10歳未満から60代の方まで幅広い年代の多くの方々に体験していただき「家族が車椅子を使用しているので良い体験だった」「親が近々車椅子が必要かなと考えていたので良いタイミングだった」「初めてだったが思ったより操作しやすかった」「優しくわかりやすく教えてくれた」などの感想をいただきました。2年生の生徒たちも懸命にサポートにあたりました。
作品展示では県内で福祉を学べる学校の紹介のパネルや各校の生徒作品が展示されました。本校からは1年生が介護実習のお礼に施設に贈ったポップアップカードを披露しました。季節柄、開けるとクリスマスツリーやサンタクロースが飛び出したり、雪や星の装飾などワクワクするような作品で、見る人に楽しんでいただけました。他校からも介護カルタやお手玉、レクリエーション財などが展示され、賑やかなブースとなりました。 「福祉の学び」を広く県民の皆さまに知っていただいた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験
7月21日、中学生を対象に、「高齢者疑似体験」を実施しました。4名の中学生の皆さんが参加、福祉科の3年生が体験のお手伝いをしました。自分たちが学んできたことを伝えたい、福祉の学びの素晴らしさや、やりがいを少しでも感じてもらえれば、と準備や練習を重ねました。
高齢者疑似体験セット「エルダートライ」をからだに装着し、感覚や身体機能、筋力を低下させることで、自分が高齢者になったときに、どのような気持ちになるかを体験してもらいました。
耳栓で聴き取りにくく、視界ゴーグルで視野を狭めたうえに色の判別をつきにくく、背曲エプロンで腰を曲げ、肘・膝サポーターで関節の動きを妨げ、手首・足首におもりをつけて筋力の低下、手袋で手指の動きの不自由さを体験してもらいました。
杖を持って周囲を歩き、階段の昇降や障害物を乗り越えたり、ぺットボトルの蓋を開けたり、文字を書いたり、日常の様々な動作を体験してもらいました。
中学生の皆さんからは「体験してみて高齢の方の動きにくさなど知ることができてよかった、福祉科に興味を持つようになったので、いろいろ調べたいし、知りたいと思った」「すごく優しく教えてもらえて、たくさんのことが学べた」などの感想をいただきました。今日感じたことを、これから高齢者とかかわるときに思い出してもらえたらと思います。
暑い中、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。一緒に福祉科で学べることを願っています。
第35回介護福祉士国家試験 合格発表
3月24日、第35回介護福祉士国家試験の合格者の発表がありました。受験した22期生全員の番号が確認され、合格率は100%でした。ご指導やご配慮、激励をありがとうございました。
また、既卒者も17期生、18期生、21期生のそれぞれ1名ずつ合格しました。
次のステップでも福祉科での学びを活かし、頑張ってほしいです。
11月15日(火)5時間目,障害者支援施設シーズ 統括施設長林達郎氏,生活支援員岸本穂高氏,船城由佳氏にお越しいただき,「障害者支援の実際について」ご講義いただきました。
障害者支援施設の利用者さんの生活や,介護の視点と工夫,支援員さんの『施設は利用者さんの「家」であり,そこで普通の幸せを感じたり,生まれてきて良かったなあと感じてほしい』という思いをお聞きし,大変有意義な学びの時間となりました。本日の学びを今後の実習や活動に生かしたいと思います。
1年生は11月24日に見学実習を予定しており,これは新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で3年ぶりの交流となります。今後,コロナ禍以前のような学習活動や交流の機会が増えることを祈りながら,これからも日々の学習に努めたいと思います。
令和4年度 徳島県高校生産業教育展(福祉学会)
11月5日、イオンモール徳島にて徳島県高校生産業教育展が開催されました。新型コロナ感染症の影響で3年ぶりの参集型の従来の形式での開催となりました。
福祉学会では、2階の福祉ブースで県内の福祉を学べる高校を紹介したリーフレットの配布、4階のイオンホールで車椅子介助体験、そしてメイン会場となる1階のUZUホールで体験発表を行いました。
リーフレットの配布は池田高校辻校と那賀高校の生徒さんと一緒に行い、お客様に高校での福祉の学びについて説明しました。中には「高校で介護福祉士の勉強ができるん?知らんかった」「松西以外にも福祉の勉強できる学校があるんやな」いう方もいらっしゃいましたが、生徒たちの説明により知っていただけました。午後には飯泉嘉門徳島県知事がブースにお越しになり、3年生の生徒が自走と介助用の車椅子の用途や使用法の説明をしました。知事からは「大変なこともあると思いますが頑張ってください」と労いのお言葉をいただきました。
車椅子介助体験は小さなお子様をはじめ、多くの方々に体験していただきました。「小学生の時に車椅子に乗った体験はあったけど、改めて使い方を知れてよかった」「生徒さんの優しい笑顔と声かけに元気をいただきました」等の感想をいただきました。
体験発表は、3年の井上椎奈さんが介護実習の受け持ち利用者さんの介護計画の実施についての事例研究を発表しました。利用者様へ寄り添う気持ちやコロナの収束も見えない中でありながらも実習ができたことへの感謝の気持ち、介護福祉士国家試験受験や4月から介護職員として働くことへの意欲などを述べました。
広く県民の皆さまに福祉の学びについて知っていただくことのできた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月2日、松西祭で事例研究発表会を行いました。代表者4名による発表です。介護実習における担当利用者様との関わりから、生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案・実施、評価・考察の介護過程の学びの成果発表です。
「見当識の維持について」「今ある能力を維持するために」「自発的な水分補給のために」などについて、各担当利用者様の心身の状態や疾患や障害の説明や特性、介護計画の実施の状況や結果についてデモンストレーションを交えながら説明し、研究の内容を披露しました。
生徒たちはこの発表会に向け、何度も何度もスライドを差し替えたり、デモンストレーションの練習を繰り返したり、どうすれば自分たちが介護実習で学んだことを来場者にわかりやすく伝えられるか、模索しながら本番を迎えました。発表者だけでなく、各係生徒も発表の成功と来場者をもてなすために、準備や練習を重ね、責務を果たしました。
来場者から「デモンストレーションが臨場感があり、利用者様との関わりのイメージがわいた」「難しい内容をわかりやすく説明していた」「スライドがわかりやすかった」「発表態度が熱心で好感が持てた」「発表者の態度や身だしなみがとてもよかった」「もっと発表の場を設け、もっと多くの人に見てもらえるとよい」などの感想をいただきました。
介護実習やそれぞれの事例研究を通して経験したことや学んだことを糧に、これからの学習や、福祉科の学びの集大成である介護福祉士国家試験受験、そして将来の夢の実現に向けてさらに研鑽を重ねていきたいと思います。
介護実習、事例研究に携わっていただきました皆さま、発表会にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
R4 26HR 松西祭 福祉科展
10月2日、松西祭で日頃の学習の成果を披露する福祉科展を行いました。生活支援技術の実習の内容をパネルにまとめたものや,介護実習でお世話になった施設へのプレゼントとして作ったフラワーアレンジメントやエシカル学習による学びから各自がアイデアを凝らして作った作品が展示されました。
パネル展示は校内実習で取り組んだ入浴介助や清拭についてや、外部講師としてきていただいた専門職の先生からご講義いただいた福祉機器についての紹介と説明をまとめるなどしました。フラワーアレンジメントも専門の先生からご指導いただき、生花を使って,各自が色やバランスを考えながら作りました。(福祉科展終了後、各施設に実習のお礼として贈りました)エシカル作品は自分が大切にしていたものを、物入れやオブジェなどの小物やレクリエーション財など、また誰かのために生まれ変わらせたものを作り、循環型社会の実現をめざしました。
来場者からは「パネルは詳しく説明されてわかりやすい」「パネルを見て実習のイメージがわいた」「フラワーアレンジメントがきれいで印象に残った」「エシカル作品はとても工夫されてる」「エシカル作品は人とのつながりと同時にエコ活動にも貢献できていると観じた」などの感想をいただきました。
作品を作りながら学んだ内容を振り返ったり、深めたり、また新たな気づきもありました。12月の施設での介護実習の後半に向けて、気を引き締めて準備を進めていきたいです。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 事例研究クラス内発表会
9月22日、36HRで介護実習の成果である事例研究のクラス内発表会が行われました。
介護実習の中で、担当利用者様とコミュニケーションを図り、観察を行いながら生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案、実施、評価と取り組んだ介護過程の内容についての研究発表です。
アセスメントシートや実習記録を見返し、担当利用者様のことを思い浮かべ、施設の指導者様のご指導を思い出しながら、集録の原稿やスライドを作成に取り組みました。限られた時間の中、まだまだ言いたいこともありましたが、時間いっぱい、実習の成果を披露しました。
「対応の方法が参考になった」「様々な視点や思いもよらない発想がありすばらしかった」「疾患や障害について学んだ」「スライドがわかりやすく工夫されていた」「発表態度についても、声の大きさやスピードによって頭に入ってくる内容の量が違ってくることがわかった」などの感想が聞かれました。また、「自分が実習で学んだことがみんなに共有できてよかった」と感じた生徒がおり、事例研究の学習の目標の達成がうかがえた発表会でした。
この中から4名の代表者が10月2日の松西祭の「事例研究発表会」で、さらに磨きをかけた内容で発表します。
本校の「スクール・ミッション」(県教委が示した本校の期待される社会的役割や目指すべき学校像)及びスクール・ポリシー(本校の教育活動の指針となる3つの方針)はこちらです。