▽▼ 気になる学科をクリックしてください ▼▽
第36回介護福祉士国家試験 受験結果の報告
令和6年3月25日 第36回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。
今年度の結果を報告させていただきます。
受験者数:74,595人
合格者数:61,747人
合 格 率 :82.8%
本校福祉科23期生の合格率は、88.0% でした。
応援してくださった皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 それぞれが、自分たちの持てる力を出し切った結果です。
4月からは、新しい進路で頑張って活躍することを期待しています。
16HR 障害者支援施設見学実習
11月30日、福祉科1年生は、介護実習の一環として、阿南市のあななんアリーナで開催された障害者支援施設シーズのスポーツレクリエーション祭に参加しました。
事前に授業で障害者支援施設のサービス内容や障害の特性や対応について学んで参加しました。
最初は緊張し、利用者様と、どう接していいのか戸惑いましたが、職員の方の利用者様への対応を見て学び、そして、利用者様の笑顔に引き込まれ、いつの間にか手を取り合い、笑い合いながら、競技に参加しました。
最後にお礼に手作りのポップアップカードを贈るととても喜んでくださいました。
利用者様にはコミュニケーションや意思表示について、一人一人それぞれの方法があることを学びました。
今日の経験をこれからの学習や実習、進路実現に活かしていきたいです。シーズの皆さま、ありがとうございました。
11月25日、中学生対象に、「車椅子体験」を実施しました。
12名の中学生の皆さんが参加され、実際に車椅子に乗ったり、段差やスロープの介助動作を体験したりと、短い時間ではありましたが、さまざまな体験をして頂きました。保護者の方にもご参加頂き、福祉科について知っていただく機会になりました。
また、今回も福祉科3年生の生徒たちが体験の進行役となり、車椅子の使い方や移動介助のポイントについて説明し、安全な車椅子移動の仕方や声かけを中学生に体験してもらえるよう取り組みました。
中学生の皆さんからは、「車椅子のことを詳しく知ることができて良かった」「初めて車椅子介助をしたので不安だったけどうまくできた」「難しかったけど優しく対応してくれて分かりやすかった」などの感想をいただきました。ありがとうございます。
とても寒い1日でしたが、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと福祉科で一緒に学べることを楽しみにしています。お待ちしています。
次回の、松西福祉科de FUKUSHI体験「車椅子介助の体験をしよう~レクリエーション支援~」は12月26日(火)開催予定です。
R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会)
11月18日(土)、イオンモール徳島にて「R5とくしま高校生産フェス」が開催されました。県内の専門高校の生徒の学びを広く県民の皆さまに知っていただくことが目的です.。本校福祉科は福祉学会として、体験コーナーで「車椅子介助体験」、展示コーナーで「学校紹介パネル」「生徒作品展示」、そして徳島県内の高校の福祉の学びについての紹介リーフレットを配布しました。
車椅子介助体験では10歳未満から60代の方まで幅広い年代の多くの方々に体験していただき「家族が車椅子を使用しているので良い体験だった」「親が近々車椅子が必要かなと考えていたので良いタイミングだった」「初めてだったが思ったより操作しやすかった」「優しくわかりやすく教えてくれた」などの感想をいただきました。2年生の生徒たちも懸命にサポートにあたりました。
作品展示では県内で福祉を学べる学校の紹介のパネルや各校の生徒作品が展示されました。本校からは1年生が介護実習のお礼に施設に贈ったポップアップカードを披露しました。季節柄、開けるとクリスマスツリーやサンタクロースが飛び出したり、雪や星の装飾などワクワクするような作品で、見る人に楽しんでいただけました。他校からも介護カルタやお手玉、レクリエーション財などが展示され、賑やかなブースとなりました。 「福祉の学び」を広く県民の皆さまに知っていただいた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験
7月21日、中学生を対象に、「高齢者疑似体験」を実施しました。4名の中学生の皆さんが参加、福祉科の3年生が体験のお手伝いをしました。自分たちが学んできたことを伝えたい、福祉の学びの素晴らしさや、やりがいを少しでも感じてもらえれば、と準備や練習を重ねました。
高齢者疑似体験セット「エルダートライ」をからだに装着し、感覚や身体機能、筋力を低下させることで、自分が高齢者になったときに、どのような気持ちになるかを体験してもらいました。
耳栓で聴き取りにくく、視界ゴーグルで視野を狭めたうえに色の判別をつきにくく、背曲エプロンで腰を曲げ、肘・膝サポーターで関節の動きを妨げ、手首・足首におもりをつけて筋力の低下、手袋で手指の動きの不自由さを体験してもらいました。
杖を持って周囲を歩き、階段の昇降や障害物を乗り越えたり、ぺットボトルの蓋を開けたり、文字を書いたり、日常の様々な動作を体験してもらいました。
中学生の皆さんからは「体験してみて高齢の方の動きにくさなど知ることができてよかった、福祉科に興味を持つようになったので、いろいろ調べたいし、知りたいと思った」「すごく優しく教えてもらえて、たくさんのことが学べた」などの感想をいただきました。今日感じたことを、これから高齢者とかかわるときに思い出してもらえたらと思います。
暑い中、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。一緒に福祉科で学べることを願っています。
第35回介護福祉士国家試験 合格発表
3月24日、第35回介護福祉士国家試験の合格者の発表がありました。受験した22期生全員の番号が確認され、合格率は100%でした。ご指導やご配慮、激励をありがとうございました。
また、既卒者も17期生、18期生、21期生のそれぞれ1名ずつ合格しました。
次のステップでも福祉科での学びを活かし、頑張ってほしいです。
11月15日(火)5時間目,障害者支援施設シーズ 統括施設長林達郎氏,生活支援員岸本穂高氏,船城由佳氏にお越しいただき,「障害者支援の実際について」ご講義いただきました。
障害者支援施設の利用者さんの生活や,介護の視点と工夫,支援員さんの『施設は利用者さんの「家」であり,そこで普通の幸せを感じたり,生まれてきて良かったなあと感じてほしい』という思いをお聞きし,大変有意義な学びの時間となりました。本日の学びを今後の実習や活動に生かしたいと思います。
1年生は11月24日に見学実習を予定しており,これは新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で3年ぶりの交流となります。今後,コロナ禍以前のような学習活動や交流の機会が増えることを祈りながら,これからも日々の学習に努めたいと思います。
令和4年度 徳島県高校生産業教育展(福祉学会)
11月5日、イオンモール徳島にて徳島県高校生産業教育展が開催されました。新型コロナ感染症の影響で3年ぶりの参集型の従来の形式での開催となりました。
福祉学会では、2階の福祉ブースで県内の福祉を学べる高校を紹介したリーフレットの配布、4階のイオンホールで車椅子介助体験、そしてメイン会場となる1階のUZUホールで体験発表を行いました。
リーフレットの配布は池田高校辻校と那賀高校の生徒さんと一緒に行い、お客様に高校での福祉の学びについて説明しました。中には「高校で介護福祉士の勉強ができるん?知らんかった」「松西以外にも福祉の勉強できる学校があるんやな」いう方もいらっしゃいましたが、生徒たちの説明により知っていただけました。午後には飯泉嘉門徳島県知事がブースにお越しになり、3年生の生徒が自走と介助用の車椅子の用途や使用法の説明をしました。知事からは「大変なこともあると思いますが頑張ってください」と労いのお言葉をいただきました。
車椅子介助体験は小さなお子様をはじめ、多くの方々に体験していただきました。「小学生の時に車椅子に乗った体験はあったけど、改めて使い方を知れてよかった」「生徒さんの優しい笑顔と声かけに元気をいただきました」等の感想をいただきました。
体験発表は、3年の井上椎奈さんが介護実習の受け持ち利用者さんの介護計画の実施についての事例研究を発表しました。利用者様へ寄り添う気持ちやコロナの収束も見えない中でありながらも実習ができたことへの感謝の気持ち、介護福祉士国家試験受験や4月から介護職員として働くことへの意欲などを述べました。
広く県民の皆さまに福祉の学びについて知っていただくことのできた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月2日、松西祭で事例研究発表会を行いました。代表者4名による発表です。介護実習における担当利用者様との関わりから、生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案・実施、評価・考察の介護過程の学びの成果発表です。
「見当識の維持について」「今ある能力を維持するために」「自発的な水分補給のために」などについて、各担当利用者様の心身の状態や疾患や障害の説明や特性、介護計画の実施の状況や結果についてデモンストレーションを交えながら説明し、研究の内容を披露しました。
生徒たちはこの発表会に向け、何度も何度もスライドを差し替えたり、デモンストレーションの練習を繰り返したり、どうすれば自分たちが介護実習で学んだことを来場者にわかりやすく伝えられるか、模索しながら本番を迎えました。発表者だけでなく、各係生徒も発表の成功と来場者をもてなすために、準備や練習を重ね、責務を果たしました。
来場者から「デモンストレーションが臨場感があり、利用者様との関わりのイメージがわいた」「難しい内容をわかりやすく説明していた」「スライドがわかりやすかった」「発表態度が熱心で好感が持てた」「発表者の態度や身だしなみがとてもよかった」「もっと発表の場を設け、もっと多くの人に見てもらえるとよい」などの感想をいただきました。
介護実習やそれぞれの事例研究を通して経験したことや学んだことを糧に、これからの学習や、福祉科の学びの集大成である介護福祉士国家試験受験、そして将来の夢の実現に向けてさらに研鑽を重ねていきたいと思います。
介護実習、事例研究に携わっていただきました皆さま、発表会にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
R4 26HR 松西祭 福祉科展
10月2日、松西祭で日頃の学習の成果を披露する福祉科展を行いました。生活支援技術の実習の内容をパネルにまとめたものや,介護実習でお世話になった施設へのプレゼントとして作ったフラワーアレンジメントやエシカル学習による学びから各自がアイデアを凝らして作った作品が展示されました。
パネル展示は校内実習で取り組んだ入浴介助や清拭についてや、外部講師としてきていただいた専門職の先生からご講義いただいた福祉機器についての紹介と説明をまとめるなどしました。フラワーアレンジメントも専門の先生からご指導いただき、生花を使って,各自が色やバランスを考えながら作りました。(福祉科展終了後、各施設に実習のお礼として贈りました)エシカル作品は自分が大切にしていたものを、物入れやオブジェなどの小物やレクリエーション財など、また誰かのために生まれ変わらせたものを作り、循環型社会の実現をめざしました。
来場者からは「パネルは詳しく説明されてわかりやすい」「パネルを見て実習のイメージがわいた」「フラワーアレンジメントがきれいで印象に残った」「エシカル作品はとても工夫されてる」「エシカル作品は人とのつながりと同時にエコ活動にも貢献できていると観じた」などの感想をいただきました。
作品を作りながら学んだ内容を振り返ったり、深めたり、また新たな気づきもありました。12月の施設での介護実習の後半に向けて、気を引き締めて準備を進めていきたいです。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 事例研究クラス内発表会
9月22日、36HRで介護実習の成果である事例研究のクラス内発表会が行われました。
介護実習の中で、担当利用者様とコミュニケーションを図り、観察を行いながら生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案、実施、評価と取り組んだ介護過程の内容についての研究発表です。
アセスメントシートや実習記録を見返し、担当利用者様のことを思い浮かべ、施設の指導者様のご指導を思い出しながら、集録の原稿やスライドを作成に取り組みました。限られた時間の中、まだまだ言いたいこともありましたが、時間いっぱい、実習の成果を披露しました。
「対応の方法が参考になった」「様々な視点や思いもよらない発想がありすばらしかった」「疾患や障害について学んだ」「スライドがわかりやすく工夫されていた」「発表態度についても、声の大きさやスピードによって頭に入ってくる内容の量が違ってくることがわかった」などの感想が聞かれました。また、「自分が実習で学んだことがみんなに共有できてよかった」と感じた生徒がおり、事例研究の学習の目標の達成がうかがえた発表会でした。
この中から4名の代表者が10月2日の松西祭の「事例研究発表会」で、さらに磨きをかけた内容で発表します。
R4 26HR 校内代替実習
7月13日から始まった26HRの前半の介護実習は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一時中断しました。9月5日~15日の9日間は、校内代替実習となりました。
後半の施設での介護実習に向け、校内で介護技術の向上に励みました。清拭や入浴介助(特浴)、着脱介助、排泄介助等の介助の実習や、エシカル消費についての学習に取り組みました。実習生はそれぞれの目標の達成のために研鑽し、課題や今後の目標に気づくなど、実りの多い実習となりました。
12月8日から22日までの10日間の後半の介護実習が施設で無事に再開されることを願いながら,このたびの校内代替実習を終えました。
この校内代替実習の成果や学びをパネルにまとめ、10月2日の松西祭の「福祉科展」で展示します。
福祉科 1・3年生 コラボ実習
9月16日、20日、福祉科3年生が1年生へ介護実習に向けての助言やアドバイスを行いました。
16日は着脱介助の技術指導を行いました。ベッド上での前開き衣服の介助です。班ごとにまず3年生がデモンストレーションを行い、その後、1年生が順に介助の指導を受けました。3年生の手技や言葉を1年生は見逃すまい,聞き漏らすまいと指導を受けていました。
20日は1年生が書いた着脱介助の記録の指導を3年生が行いました。内容や言葉の使い方、誤字脱字等について3年生は一つ一つ丁寧にチェックして1年生にアドバイスをしました。その後、1年生の10月12日からの介護実習に向けて,3年生は自分たちの6~7月の介護実習の経験から、施設ごとに施設の概要や実習内容等の説明がありました。1年生は熱心に耳を傾けていました。
3年生は自分自身が1年生の時に、当時の3年生から同じように技術や記録の指導を受けたことを思い出しながら,今度は自分たちが1年生にしっかりと教えなければと、打ち合わせや練習を入念に行った上でのコラボ実習でした。
1年生の意欲あふれる姿と、3年生の頼もしさを感じたコラボ実習、福祉科のよき伝統です。
1年生の介護実習の成果につながりますように、3年生は願っています。
2年生は、8月30日からの施設実習が延期になり、8月29日から授業を行っています。今回は、入浴実習の前に、バイタルサインに関しての授業と実習を行いました。
「医行為ではないとして介護職が実施できる行為」として、施設で実施されている行為ですが、正しい知識と正しい実施方法を理解していなければ、事故につながってしまうため、緊張感を持ちながら実習に臨みました。
新型コロナウイルスの感染予防を実施しながら、体温の正しい計測方法、自分の脈拍の測定、自動血圧計を用いた血圧の計測、パルスオキシメーターを用いた動脈血酸素飽和度の測定を行いました。
初めての血圧計測! 静かに計測します。
パルスオキシメーターを初めて扱いました データの記録も間違えないように…
簡単そうに思えても、いざ、扱ってみるとなかなかうまくできませんでした。
きちんと根拠を理解し、器具を正しく使用しなければ、きちんとデータを得ることができません。平常値や、変動因子などを理解した上でバイタルサインの計測を行うことで、利用者さんの状態を把握できることを、実習を通して実感することができました。
36HR 介護実習 終了
36HRの介護実習は7月12日、無事に23日間の日程を終了することができました。それぞれの施設で様々な実習をさせていただきました。担当利用者様をつけていただき、アセスメント、課題の抽出、目標設定、介護計画、計画の実施、と介護過程の実習もさせていただきました。これからは、この介護過程から、各々が事例研究に取り組みます。
実習生はこの23日間で、利用者様への支援やコミュニケーション、レクリエーションを経験し、職員の方々との関わりから多職種協働について等、たくさんのことを学びました。この学んだことを進路実現や介護福祉士国家試験受験等に活かしていきたいです。
またこの実習でお世話になった施設の利用者様、職員の方々、そして先生方に感謝を申し上げます。ありがとうございました。お世話になりました。
R4 松西福祉科 de FUKUSHI体験 第2回
7月9日、第2回目の「松西福祉科 de FUKUSHI 体験」が開催されました。今回は車椅子体験です。9名の中学生が参加しました。中には第1回目の「ベッドメイキング」に引き続き2回目の参加者もいて、今回は前回に比べ、リラックスした雰囲気でのスタートとなりました。
福祉科からは前回同様2年生の生徒が参加しました。
まずは車椅子の構造や名称、点検や乗降車、操作の手順、安全な姿勢や走行、介助などについて、実習時の動画を見ながら説明をし、さらにデモンストレーションを行いました。
そしていよいよ中学生の体験です。
参加者はグループに分かれ、2年生から教わりながら、「利用者」「介助者」の役を交代し、車椅子で平地やスロープで走行、さらに段差や障害物を越える体験をしました。2年生は、ただ手順を言うだけではなく、「なぜそうするのか」その理由や根拠も説明しました。
参加者からの感想には「やさしくわかりやすく教えてくれてとても楽しかった。前よりももっと興味をもった」「またやってみたい」「説明がわかりやすかったし、体験がすごく楽しかったので時間が過ぎるのが早かった」「車椅子を利用する方の気持ちになってみたら、思ったより揺れて驚いた」「ティッピングレバーを上げるタイミングが難しかったけど、できるようになると楽しかった」などが寄せられました。
介助する側だけでなく、介助される側も体験してみてさまざまな「気づき」があったようでした。
最後に今回初めての参加者に、福祉科での授業や実習、国家試験や卒業後の進路について説明しました。
参加者のみなさん、福祉科の生徒として、もっともっといろいろなことを一緒にしましょう!!一人でも多くの人と、ここで目標に向かって、夢の実現のために、ともに学べることを願っています。暑い中の参加、ありがとうござました。
26HR 「福祉機器を用いた移乗方法」
6月29日、株式会社コンフィデンスケア代表取締役 訪問看護ステーションはーと 作業療法士 松村幸治先生より「福祉機器を用いた移乗方法」についてのご講義と実技指導を受けました。
はじめにベッドや車椅子、リフトなどの移乗機器に関する説明や使用の際の留意点についての講義を受け、松村先生による「床走行式リフト」「ノルディックスライド」「介在シート」「スライディングボード」の実技指導がありました。
そのあと生徒はグループに分かれ、それぞれの福祉機器を実際に使った移乗介助を体験しました。
このような福祉機器を使うことは利用者の自立支援や介助者の負担軽減につながります。介護現場でもよく使われています。
受講した生徒からは「福祉用具は正しい使い方をすれば便利で効果的だが、使い方を間違えれば重大な事故につながる可能性があることがわかった」「福祉用具を使うときはボディメカニクスも心がけることが大切だと学んだ」「福祉用具を効果的に活用するには介護福祉士だけでなく作業療法士や理学療法士などとの連携、多職種協働が重要だと学んだ」等の感想が述べられました。
今回の講義や実技実習で身につけた知識や技術を、まもなく開始される施設での介護実習や国家試験、進路実現に活かしていきたいです。
令和4年度 松西福祉科 de FUKUSHI 体験 (第1回)
6月25日(土)、「令和4年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験」が開催されました。
県内の中学生が13名参加、福祉科の2年生が受付や案内、ベッドメイキングの説明や福祉科での学習、設備の説明等を行いました。
はじめはお互いに緊張も見られましたが、福祉科の生徒がベッドやリネン類の説明やシーツのたたみ方、しわのない快適なベッドの作り方を、身振り手振りも交えながら、一生懸命中学生に説明し、中学生が実際にベッドメイキングの体験をしました。ここでも個別に、そして笑顔いっぱいで福祉科の生徒は中学生にシーツの広げ方、敷き込み方、三角コーナーの作り方、しわの伸ばし方を一つ一つ丁寧に説明しました。
中学生と福祉科の生徒は打ち解けた様子で、実習や学校生活についての質問をするなどあたたかい和やかな雰囲気で体験は終了しました。
体験を終えた中学生の感想は「ベッドメイキングは難しかったけど、楽しかった」「詳しく丁寧に教えてくれてとても嬉しかった!」「また機会があったら体験してみたい」「思った以上に楽しかった」「おもしろくわかりやすかった」「とても勉強になった」などでした。
参加してくれた中学生のみなさん、ありがとうごさいました。みなさんの中から一人でも多くの「福祉の卵」が生まれることを願っています。
次回は7月9日(土)、車椅子体験です。
36HR 介護実習スタート!
6月7日、36HRの介護実習が始まりました。7月12日までの23日間です。(帰校日は6/17、6/27、7/6です)
3年ぶりの施設での通常の実習です。
初日、実習生は緊張しながらも利用者様とのコミュニケーションや施設オリエンテーション等に取り組み、充実した一日を過ごしたようです。
3年生の応用実習の目標は「介護過程」です。担当利用者様とコミュニケーションを図り、観察し、アセスメントをしっかり行い、生活課題の抽出、ニーズの発見、目標設定、介護計画、実施、評価と展開し、学びを深めていきたいです。
受け入れてくださる施設の皆様に感謝し、感染症への対策を十分に実施しながら、介護観や職業観を養い、進路決定や介護福祉士国家試験の受験につなげていきたいです。
今年度、福祉科で中学生体験を行います。
参加申し込みをいただき、ありがとうございました。
決定通知をお送りしましたので、ご参加お待ちしています!
第1回 6月25日(土) ベッドメイクに挑戦!
9時30分集合(9時20分~9時30分 受付)
第34回介護福祉士国家試験 受験報告
3月25日、第34回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。
小松島西高校 福祉科 21期生の合格率は 93.3%でした。
コロナ禍で苦しい状況の中での受験でしたが、それぞれが力を出し切った結果です。
ご指導、激励ありがとうございました。
第35回介護福祉士国家試験に向けてはもう始まっています。引き続き、よろしくお願いいたします。
障害者支援施設シーズへ訪問(36HR)
12月3日、36HRの代表生徒3名が障害者支援施設シーズに訪問しました。残念ながら利用者さんに直接お目にかかることはできませんでしたが、利用者の皆さんへのプレゼントを施設長さんにお渡ししました。
施設に飾っていただけるように12月と1月の壁面飾りと手作りの人形やカレンダーです。
36HRの生徒は1年次に見学実習でシーズの皆さんにお世話になりました。利用者さんと過ごした楽しい充実した時間が忘れられません。感染症の影響でこのような形でしか関わることはできませんが、またいつか交流が再開できる日を待ち望みます。
11月17日(水)
本年度から「福祉系高校修学資金貸付事業」が開始されることになり、その説明会がありました。
徳島県社会福祉協議会の方から、徳島県内の福祉系高校に在学し介護福祉士の資格取得を目指す生徒に対しての「修学資金貸付制度」について説明がありました。
令和3年度 学校見学会 36HR
11月3日、中学生の皆さんをお迎えして、学校見学会が開催されました。36HRは「医療的ケア演習班」と「事例研究発表班」に分かれて授業を見ていただきました。
「医療的ケア演習班」では「胃ろう・腸ろう経管栄養」の演習を実施しながら、見学に来た中学生の皆さんに手技や物品、また福祉科での学びについて、一人ひとりに丁寧に説明をしました。
「事例研究発表班」は代表者4名が介護実習の成果である事例研究の内容をスライドにまとめプレゼンテーションをしました。利用者の生活課題である「水分補給のすすめ方」「睡眠の重要性」「尿失禁への対応」「残存能力の活用」について実演も交えながら発表しました。
中学生の皆さんは真剣な表情で参加してくれました。未来の「福祉の卵たち」になってくれることを願っています。
10月7日(木)文化祭では、福祉棟1階にて福祉科展を行いました。
福祉科2年生は校内介護実習で学んだ口腔ケアや福祉機器の活用、アセスメントやレクリエーションについてなどを模造紙にまとめた実習事後学習とエシカルカレンダーを展示しました。
エシカルカレンダーは、不要になったポスターや新聞紙、ペットボトルなどを再利用しており、利用者さんが施設で使用することを想定し安全で使いやすいカレンダーを作成しました。どの班も個性豊かで遊び心にあふれた作品が出来上がりました。
また、校内介護実習のレクリエーションで実際に使った『ならびかえしりとり』の展示では、ご来場いただいた方にも直接触れてもらい、「この絵は何だろう?」「難しかったけど楽しかった」「利用者さんとの会話のきっかけになりそう!」と楽しんでいただけました。
R3 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月7日、松西祭で36HRが事例研究発表会を行いました。
介護実習の成果としてレクリエーションの効果や認知症の症状である見当識障害への対応、運動機能の向上のためのリハビリテーション等について、クラスの代表者5名が発表しました。
各代表者に対してパソコン係などサポート役の生徒が数名ずつでチームを編成し、スライドや原稿など内容を練り直し、実演を加えるなど工夫を凝らした上で、打ち合わせや練習を繰り返し本番に臨みました。
発表会の運営も、司会進行や受付、案内、マイクやプロジェクターなどの機器の準備や操作、撮影など、係生徒がそれぞれ担当しました。
たくさんの先生方や生徒の皆さんが来場してくださいました。緊張しながらも、精一杯自分たちの実習や福祉科での学習の成果を披露することができました。
また、「福祉科展」の一角に介護実習で製作した「利用者さんへのプレゼント」を展示させてもらいました。ハーバリウムや日替わりカレンダー、ソックスエイドなどです。利用者さんへの思いを込めながら、利用者さんの好きなものや必要なもの実習生同士で考え抜いて作ったプレゼントです。
来場者から事例研究発表については「難しそうな疾患についてもわかりやすく説明してくれた」「スライドや実演がわかりやすかった」「説明がうまくてとても聞きやすかった」「実演を見てコミュニケーションのはかり方がわかった」「自分たちだけで進行していてすごいと思った」「このように一人ひとりに寄り添った介護を受けられるのであれば年をとるのは怖いことではないと思った」などの感想が寄せられました。
利用者さんへのプレゼントの展示には「利用者さんへの思いが伝わった」「説明カードがあったのでなぜこのプレゼントを作ったかがよくわかった」「どの作品もクオリティが高く自分もほしくなった」などの感想でした。
福祉科での取り組みを披露する機会をいただき、感謝しています。また、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
36HRはこれから1月の介護福祉士国家試験に向けて邁進していきます。今後もどうかよろしくお願いいたします。
36HR 医療的ケア
2011年に社会福祉士及び介護福祉士法の一部が改正され、2015年より介護福祉士は医師の指示のもとで「診療の補助」としての痰の吸引と経管栄養を行うことを業とすることが認められました。それに伴い、本校でも医療的ケアについての学習が開始しました。
内容は「喀痰吸引①口腔内吸引」「喀痰吸引②鼻腔内吸引」「喀痰吸引③気管カニューレ内部吸引」「経鼻経管栄養法」「胃瘻又は腸瘻による経管栄養法」です。
それぞれの分野における講義を受講し、知識の定着のための確認テストを実施・合格後、演習に移ります。演習では指導者による実技チェック・試験が各内容ごとに一人5回ずつ行われます。
利用者様の命に関わる内容であるため、演習では緊張から鑷子を持つ手が震えることもありますが、講義では指導者の一言一言を聴きもらさないように、また実技では指導者の手技の一つ一つを見逃さないように、熱心に励んでいます。
医療的ケアの学習を通して、生徒は利用者様の命や尊厳の重みについて再認識します。また、習熟度の高い生徒が、遅れがちな生徒のフォローに回ったり、自主的に物品の準備や片付けをするなど、それぞれの役割をこなしながら、責任感やクラスメイト同士の連帯感も育ちます。そして毎年この学習を終える頃には、国家試験に向けてがっちりとスクラムが組むことができるようになります。
21期生は現在、気管カニューレ内部吸引の演習をまもなく終えようとしています。次の経管栄養法は、さらに複雑で細かな手順や手技の実習となります。引き続き、真摯に取り組み、知識や技術だけではなく、人間性も磨き、成長していきたいです。
36HR 事例研究発表会
36HRは9月21日、5・6限目に介護実習の成果である事例研究の発表会を実施しました。各自でテーマを設定し、実践した内容をスライドや原稿にまとめ、発表しました。
内容は「介護計画の実施」「レクリエーションの効果」「利用者として受けた介助について」です。研究内容を抄録原稿にまとめ、パワーポイントでスライドを作成し、各自が発表をしました。
何度も原稿を書き直したり、スライドを作り直したり、試行錯誤しながら準備や練習を重ねて臨みました。
緊張しながらも、持ち時間いっぱい使って研究内容を発表できました。
事例研究には自らの介護実践を振り返り、専門的知識・技術の活用と不十分な知識の充足、問題解決のための文献学習や社会資源の活用方法を知る、課題の発見等の目的のほか、発表することにより他者と自分の研究成果についての意見交換や認識・学びの共有という目的もあります。これらの取り組みは、よりよい介護をめざし、介護職員としての自己研鑽につながります。
クラスメイトの事例研究を視聴し、新たな学びを得るとともに刺激も受け、大変充実した時間となりました。
これからもう一度、各自の研究内容を整理し、原稿やスライドを見直した上で完成させ、介護実習の成果として残したいです。
クラスの代表者により、10月7日の松西祭での発表会、授業の中で在校生へ向けての発表会もあります。プレゼンテーションの方法についてもさらに磨きをかけていきたいです。
7月29日、実習期間中に計画したレクリエーションの発表会を行い、利用者さんに合わせたレクリエーションの内容や進行の工夫、介助者の動き等を共有しました。各班での発表内容だけでなく、発表会全体の運営も実習生全員で協力しながら進めることができました。
また、最終カンファレンスでは実習生一人ひとりが8日間の実習を振り返りました。
短い期間でしたが、新しい技術について学んだり、過去に授業で行った介助を繰り返し復習したりと充実した実習になったのではないかと思います。
この日で校内代替実習は終了しましたが、8月30日からは施設での実習を予定しています。初めての施設での実習になりますが、実際の現場での貴重な体験を通してたくさんのことを学んで欲しいと思います。前半の校内代替実習期間での学びを活かし、班員同士協力しながら後半の施設実習も頑張って欲しいです。
7月28日、四国歯科衛生士学院専門学校の船奥律子先生にお越しいただき、高齢者の口腔ケアについてご講義いただきました。
実際に高齢者の口腔ケアに使用する歯ブラシや義歯の取り扱い方、口腔モデルを使用した歯磨きの介助の方法など、さまざまな体験をさせていただき、口腔ケアの重要性について学ぶことができました。
7月26日、各班でレクリエーション準備を進めていきました。
集団レクリエーションは、運動機能や認知機能の維持、他者との交流などを目的に実施されますが、コロナ渦の現状、施設での実施は難しいかもしれません。しかし、班員同士で意見を出し合い、何を目的としてレクリエーションをするのか,利用者さんの状態はどうか等を考えながら計画しました。
7月27日、先日松村先生にご指導いただいた福祉機器使った移乗方法を活かし、入浴介助の実習を行いました。一人ひとりがボディメカニクスを意識し、安全な移乗介助ができるよう声をかけあいました。シャワーベッドでの入浴介助では、利用者さんにとって安全で気持ちの良い入浴ができるよう、体調確認や温度管理に配慮し実習を行いました。
7月21日、本日は株式会社コンフィデンスケア代表取締役で作業療法士の松村幸治先生にお越しいただき、福祉機器を用いた移乗方法についてご講義いただきました。
実際の現場での介護・リハビリの様子や、スライディングボードやリフト等の福祉機器を活用した、利用者にも介護者にも負担の少ない移乗方法について学ぶことができました。
7月19日、本日はレクリエーションの計画・準備をしました。
どうすれば利用者さんが安全に楽しむことができるのか、よく考えながら班員同士で意見を出し合い、内容を考えています。
初めての自分たちで一から作るレクリエーションは、まだまだ準備は序盤ですが、さまざまなアイデアが出てきていました。
7月16日、アセスメント演習を実施しました。実際の高齢者の事例を取り上げ、その方の生活歴や疾患などについて、タブレットを活用し、事例の文章や写真の中から情報を収集します。
それを元に、利用者に応じた介助について自分たちで計画し、移動介助・排泄介助の実習を行いました。ふらつきのある利用者が転倒しないように支えながら実施しました。
「今日は暑いですね」
「じめじめしていますね」
「こんな日は冷たいものが飲みたいです」
・・・そんな会話をしながら、歩いている実習生の姿が見られました。
7月15日から福祉科2年生の介護実習が始まりました。
今年度の介護実習は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため前半8日間は校内代替実習となりました。「利用者さんにとって安全な支援とは何か」と常に考えながら、日常生活動作の介助を中心に繰り返し実践しています。また、今回の実習では、初めてのアセスメント演習やレクリエーションの計画実施、外部講師先生のご講義など、多くのことを学べるよう、さまざまな実習内容を予定しています。
最初に学校長と福祉科長からご挨拶をいただきました。感染対策には十分注意しながら、実際の施設での実習も視野に入れ、しっかりと目標を持って一日一日を大切に実習を進めていきます。
次に施設内の清掃・消毒、必要物品の確認、ベッドメイキングを行いました。実習生自身の手指消毒や物品等の消毒を丁寧に行い、感染対策に取り組んでいます。また、ベッドメイキングでは、基本を確認しながら何度も繰り返し練習しました。班員と協力して実技の相互確認をし、その根拠を考えながら取り組むことで技術の定着を目指します。
これから更に暑くなる時期ですが、実習生同士で協力しながら一生懸命頑張ります!
36HR 介護実習(校内代替実習)最終日
7月13日、今日は実習最終日でした。ここ数日、利用者さんへの思いを胸に、実習生同士でアイデアを出し合い、協力しながら作り上げた作品(「笹飾り」「月ごとの壁面飾り」「利用者さんへのプレゼント」)のプレゼンテーションを行いました。
作品の工夫した点や、見てくれる人へのメッセージ、利用者さんへのプレゼントでは、なぜこのプレゼントにしたかの理由として利用者さんの生活歴や心身の状態や利用者さんとのエピソード、利用者さんへのメッセージを発表しました。班ごとにプレゼンの方法を相談し、役割分担し、練習して臨みました。表現の仕方はそれぞれでしたが、実習生全員が精一杯、利用者さんや作品への思いを述べました。
壁面飾りでは手足の関節が動いたり、衣服が着せ替えできるなど遊びの要素を取り入れたものや、利用者さんへのプレゼントでは手作りのソックスエイドなど、考え抜き、何度も試作を繰り返したものもありました。
校内代替実習は今日で終わりましたが、次はこの実習の成果である事例研究に取り組みます。
今回の実習は「自分たちで考え、主体的に取り組む」が目標でした。上手くいったこともありましたが、つまづき、行き詰まったこともありました。その都度、悩み、実習生同士で考え、話し合い、指導者さんからご指導やヒントをいただきながら一歩ずつ前に進みました。さまざまな意味で、今回の実習の集大成がこの創作活動であったのではないかと思います。
明日から、この実習での経験や学んだとを糧に、進路決定や国家試験受験に向けて、邁進していきます。
またこの場をお借りして、成果をご報告します。
36HR 介護実習 創作活動 完成へ!
先日から取り組んでいた作品が完成に近づきました。七夕の(旧暦の七夕は8月14日です)笹飾りには利用者さん、実習生それぞれの願いを書いた短冊をつけました。月ごとの壁面飾りは、最後は利用者さんに仕上げていただけるような仕掛けも作りました。そしてアセスメントから利用者さんのニーズや好みを考え、プレゼントを作りました。
1月の壁面飾りは「一富士二鷹三茄子」など縁起物がたくさんが描かれたカラフルな見ているだけで嬉しくなる作品です。
利用者さんへのプレゼントの中には認知症の症状である見当識障害への対応として日付を確認するための万年カレンダーがあります。鼻の部分を引っ張ると日にちのカードが取り出せる等の工夫がされています。
実習生のアイデアと利用者さんへの思いがたくさんつまったどれもこれも楽しい楽しい作品です。
36HR 介護実習 介護計画の実施と創作活動
7月9日、本実習の大きな目標である「介護計画の作成・実施・評価」について、実習生はそれぞれが立案した計画を実施しています。「機能性尿失禁の対策としてトイレの場所や排泄の手順をわかりやすくする」や「皮膚の乾燥を防ぐための手浴後の保湿ケア」等のテーマに沿って実践しています。
創作活動もいよいよ大詰めです。今日は七夕飾り(少し時期は遅れましたが、旧暦の七夕は今年は8月14日です)の、「笹」が完成しました。模造紙に新聞紙をちぎって貼って作りました。あとは利用者や実習生の願いを書いた短冊をつるします。カレンダーや月ごとの壁面飾りも順調に仕上がっています。どんな作品になるか楽しみです。
36HR 介護実習 創作活動
7月8日、今日は介助者・利用者、みんなで壁面飾りやカレンダー等の創作活動をしました。手指の巧緻性の維持や思考力の向上、回想法やリアリティオリエンテーションにもつながるので介護現場でも個別レクリエーションとして行われています。指導者から指導を受け、実習生はさまざまなアイデアを出し工夫しながら取り組みました。
36HR 介護実習 食事・おやつ介助
7月6日、今日は食事介助、おやつ介助を行いました。
食事介助は利用者さんの必要な栄養や嚥下のしやすさ、嗜好を考え、「一口いなり寿司」「味噌汁」「鮭のホイル焼き」「青梗菜とシメジのソテー」「ささみの梅肉和え」「もやしとわかめのゴマ酢和え」「白玉のみたらし」を作りました。以前、食物科の先生から高齢者の食生活についてご講義をいただいた際に「高齢者はお寿司や混ぜご飯を好む」と教わり、ぜひお寿司を作ってみたいと思っていました。さっぱりとした酸味の食欲増効果で食が進みました。
おやつ介助は手軽に作れるシャーベットとベビーカステラを作りました。シャーベットは市販のジュースから簡単に作れるものでオレンジやマンゴーなど様々な味を楽しみました。水分摂取がなかなかできない利用者さんもこれで水分補給になります。ベビーカステラは食べやすいように一口で食べられる小さめのサイズにしました。
感染対策や誤嚥予防に留意しながら食事やおやつの介助を行いました。将来、グループホームなどで勤務するようになると、このように食事やおやつを提供しなければならないこともあるかもしれません。介護技術だけでなく、生活支援の技術(調理)も身につけておきたいです。
36HR 介護実習 機械浴
7月5日、今日は機械浴の実習を行いました。
寝たきりの方でも安楽に入浴できるのが機械浴です。ベッドからストレッチャーへ、ストレッチャーからトロリーへ移乗し、シャワーベッドの中へはいります。シャワーベッドの中で温かいお湯でからだを暖めてから洗髪・洗身を行います。最後にシャワーベッドの中で再度からだを暖めてから介助を終えました。
シャワーベッドやトロリーの扱いや、熱傷・溺水・転落・冷感・熱中症等のリスクへの対応など、実習生は細心の注意を払いながら利用者が安全・安楽な状態で爽快感を得られるような入浴介助を行いました。
36HR 介護実習 足浴実習
7月2日、今日は足浴実習を行った班がありました。
体力の低下の著しい利用者や衰弱している利用者は入浴はエネルギーを消耗してしまうので、身体の清潔保持と皮膚面への刺激、気分の転換と精神の安定を図るために足浴を行うことがあります。足浴は入眠効果もあります。
利用者役の生徒は温かいお湯で足を洗ってもらい、爽快感を得たようでした。
36HR 介護実習 1・3年生コラボ実習
7月1日、3年生から1年生へ実技指導を行いました。私たち3年生も1年生の時に3年の先輩からご指導いただき、たくさんのことを教えていただきました。上級生から下級生への指導は小松島西高校福祉科のよき伝統です。
今日は身支度の介護について大事なポイントの確認やチェックを行いました。1年生は最初は緊張した表情でしたが、徐々に打ち解けて和やかな雰囲気での実習となりました。
36HR 介護実習 食事介助
6月29日、食事介助実習、おやつ介助実習を行いました。先週、食物科の先生よりご講義いただいた内容をもとに献立を考え、感染予防に留意しながら高齢者向けの食事やおやつを調理しました。
できあがったら、配膳し、利用者の身体にあった机やいすに着席してもらい、姿勢を整え、介助者も適切な介助の位置につきました。誤嚥防止のための口腔体操を行う等、利用者に合わせた介助を行いました。
食事は利用者にとって日常生活の中でも大きな楽しみの一つです。しかし、誤嚥など生命の危険にもつながることがあります。安全に安楽に楽しい食事を提供していきたいです。
36HR 介護実習 レクリエーション実習
6月29日、レクリエーション実習を行いました。2年生も7月の介護実習に向けて見学しました。
お手玉やサイコロを使った動きのあるプログラムとクイズ形式のプログラムの2本を実施しました。
ワーカー、利用者役、介助者役、それぞれが打ち合わせや準備、練習を念入りに行い、本番ではみんな笑顔でレクリエーションの目的である「利用者に楽しんでもらう」は達成できました。2年生の学習の一助になったのではないでしょうか。
現在、介護の現場では感染症拡大防止のため、このような形でのレクリエーションは行われていないと思われますが、コロナが収束し、いつか、また楽しいレクリエーションができる日がくることを願っています。
令和3年度 福祉科 36HR 介護実習
6月22日から福祉科21期生の介護実習が開始しました。感染症拡大防止のため今年も校内代替実習となりました。「自分たちで考え、主体的に取り組む」を目標として、日常生活動作の介助やレクリエーション、介護計画の作成や実施を通して、安全で安楽な介助や利用者の尊厳についてや、自立支援のあり方について学んでいます。
6月23日には「専門職との連携」の学習として食物科の先生から「高齢者の食事」についてご講義をいただきました。高齢者の心身の特性と食事について、たくさんの食材を見せていただいたり、調理上の配慮や工夫について非常に具体的にわかりやすくお教えいただきました。
6月28日には男子が入浴介助実習を行いました。溺水や熱傷、冷感、脱水や熱中症を防ぐことに十分留意して、安全で安楽な入浴介助の方法を学びました。
福祉科20期生 第33回介護福祉士国家試験 受験結果のご報告
令和3年1月31日、小松島西高等学校福祉科20期生は第33回介護福祉士国家試験を受験しました。コロナ禍の中、様々な制限の中での苦しい受験となりましたが、出発時には多くの先生方や後輩の皆さんに見送っていただき、たくさんの激励をいただき、感激しました。当日は心を一つに精一杯力を振り絞り、試験に挑みました。
3月26日、社会福祉振興・試験センターのインターネット上で結果が発表されました。合格率は93.9%でした。ご指導、応援してくださったみなさま、ありがとうございました。
現在、それぞれ次のステージで奮闘しています。これからも、どうか見守ってください。本当にありがとうございました。
小松島西高等学校福祉科20期生
令和2年度 福祉科3年生 応用実習「レクリエーション発表会(前半)」
福祉科3年生は6月9日から7月14日までの23日間の応用実習が始まりました。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、施設ではなく校内での実習となりました。マスク、フェイスシールドの着用や手洗い、消毒、除菌など感染拡大防止に十分配慮しながら行っています。
実習では事例を用いてじっくりとアセスメントを行い、利用者理解を深め、介助の科学的根拠を明確にした上で一つ一つの介助に取り組み、「人」に焦点を当てた介護技術を向上させていきたいと思います。実習生が主体的に考え、動き、実践力を身につけていきたいです。
今日はレクリエーション発表会を行いました。実習生が介助者・利用者役となり「動物輪投げ」「お手玉風船で的当て」「指先体操」「急げ!急げ!風船渡し」。4つのプログラムが披露されました。どのプログラムも参加者はもちろんのこと、見ているだけでも笑顔になれる楽しい楽しいレクリエーションでした。
実習の後半には残り7班の発表があります。今日の発表に負けないように頑張ります。
令和2年3月25日14時
第32回介護福祉士国家試験合格発表がありました。
結果を報告させていただきます。
受験者数 84,032人
合格者数 58,745人
合格率 69.9%
そして・・・
本校合格率・・・100%
ずっと目標にしていた夢の全員合格です!
全員が最後まで諦めず一生懸命頑張りました!!
3年間学んだことを生かして、それぞれの進路で立派に活躍してくれることを期待しています。
本当におめでとうございます絵文字:良くできました!