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福祉科 特別講義『福祉機器を用いた移乗方法』
5月22日(水)5・6限に、福祉科2年生を対象に、株式会社コンフィデンスケア代表取締役、訪問看護ステーションはーと作業療法士の松村幸治先生による『福祉機器を用いた移乗方法』の講義・実習がありました。
福祉機器の特性や福祉機器を使用することによるメリットやデメリット、現場でどのように使われてるか、使用する際の留意点等に関する講義を受けた後、実技が行われました。
最初に松村先生による説明を交えたデモンストレーションを見て使用方法やポイントを学び、班に分かれて実習を行いました。
リフトを使ってベッドから車椅子への移乗、スライディングボードを使ってベッドから車椅子への移乗、介在シートを使ってベッドからストレッチャーへの移乗、ノルディックスライドを使ってベッド上での上下移動や水平移動、これらの実習を行いました。
実習を終えた生徒からは「利用者として介助を受けてみて、声かけがないと不安だった」「介助をしてみて、福祉機器を使用することにより介助の負担が軽くなった、ボディメカニクスが不十分だと腰が痛くなることがわかった」「技術を身につけて正しく使用できると利用者にとって安心・安全な介護につながるとわかった」等の感想が述べられました。
福祉機器を用いた移乗は利用者・介助者の負担を減らし、安全で便利に使えますが、使い方を間違えたり、注意を怠ると、転倒や転落等重大な事故につながります。正しい知識と技術を身につけて、安全で安楽な介助を提供できるようになりたいです。
第36回介護福祉士国家試験 受験結果の報告
令和6年3月25日 第36回介護福祉士国家試験の合格発表がありました。
今年度の結果を報告させていただきます。
受験者数:74,595人
合格者数:61,747人
合 格 率 :82.8%
本校福祉科23期生の合格率は、88.0% でした。
応援してくださった皆様方、大変お世話になりました。ありがとうございました。 それぞれが、自分たちの持てる力を出し切った結果です。
4月からは、新しい進路で頑張って活躍することを期待しています。
16HR 障害者支援施設見学実習
11月30日、福祉科1年生は、介護実習の一環として、阿南市のあななんアリーナで開催された障害者支援施設シーズのスポーツレクリエーション祭に参加しました。
事前に授業で障害者支援施設のサービス内容や障害の特性や対応について学んで参加しました。
最初は緊張し、利用者様と、どう接していいのか戸惑いましたが、職員の方の利用者様への対応を見て学び、そして、利用者様の笑顔に引き込まれ、いつの間にか手を取り合い、笑い合いながら、競技に参加しました。
最後にお礼に手作りのポップアップカードを贈るととても喜んでくださいました。
利用者様にはコミュニケーションや意思表示について、一人一人それぞれの方法があることを学びました。
今日の経験をこれからの学習や実習、進路実現に活かしていきたいです。シーズの皆さま、ありがとうございました。
11月25日、中学生対象に、「車椅子体験」を実施しました。
12名の中学生の皆さんが参加され、実際に車椅子に乗ったり、段差やスロープの介助動作を体験したりと、短い時間ではありましたが、さまざまな体験をして頂きました。保護者の方にもご参加頂き、福祉科について知っていただく機会になりました。
また、今回も福祉科3年生の生徒たちが体験の進行役となり、車椅子の使い方や移動介助のポイントについて説明し、安全な車椅子移動の仕方や声かけを中学生に体験してもらえるよう取り組みました。
中学生の皆さんからは、「車椅子のことを詳しく知ることができて良かった」「初めて車椅子介助をしたので不安だったけどうまくできた」「難しかったけど優しく対応してくれて分かりやすかった」などの感想をいただきました。ありがとうございます。
とても寒い1日でしたが、参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。皆さんと福祉科で一緒に学べることを楽しみにしています。お待ちしています。
次回の、松西福祉科de FUKUSHI体験「車椅子介助の体験をしよう~レクリエーション支援~」は12月26日(火)開催予定です。
R5とくしま高校生産フェス〈福祉学会)
11月18日(土)、イオンモール徳島にて「R5とくしま高校生産フェス」が開催されました。県内の専門高校の生徒の学びを広く県民の皆さまに知っていただくことが目的です.。本校福祉科は福祉学会として、体験コーナーで「車椅子介助体験」、展示コーナーで「学校紹介パネル」「生徒作品展示」、そして徳島県内の高校の福祉の学びについての紹介リーフレットを配布しました。
車椅子介助体験では10歳未満から60代の方まで幅広い年代の多くの方々に体験していただき「家族が車椅子を使用しているので良い体験だった」「親が近々車椅子が必要かなと考えていたので良いタイミングだった」「初めてだったが思ったより操作しやすかった」「優しくわかりやすく教えてくれた」などの感想をいただきました。2年生の生徒たちも懸命にサポートにあたりました。
作品展示では県内で福祉を学べる学校の紹介のパネルや各校の生徒作品が展示されました。本校からは1年生が介護実習のお礼に施設に贈ったポップアップカードを披露しました。季節柄、開けるとクリスマスツリーやサンタクロースが飛び出したり、雪や星の装飾などワクワクするような作品で、見る人に楽しんでいただけました。他校からも介護カルタやお手玉、レクリエーション財などが展示され、賑やかなブースとなりました。 「福祉の学び」を広く県民の皆さまに知っていただいた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
令和5年度 松西福祉科 de FUKUSHI体験
7月21日、中学生を対象に、「高齢者疑似体験」を実施しました。4名の中学生の皆さんが参加、福祉科の3年生が体験のお手伝いをしました。自分たちが学んできたことを伝えたい、福祉の学びの素晴らしさや、やりがいを少しでも感じてもらえれば、と準備や練習を重ねました。
高齢者疑似体験セット「エルダートライ」をからだに装着し、感覚や身体機能、筋力を低下させることで、自分が高齢者になったときに、どのような気持ちになるかを体験してもらいました。
耳栓で聴き取りにくく、視界ゴーグルで視野を狭めたうえに色の判別をつきにくく、背曲エプロンで腰を曲げ、肘・膝サポーターで関節の動きを妨げ、手首・足首におもりをつけて筋力の低下、手袋で手指の動きの不自由さを体験してもらいました。
杖を持って周囲を歩き、階段の昇降や障害物を乗り越えたり、ぺットボトルの蓋を開けたり、文字を書いたり、日常の様々な動作を体験してもらいました。
中学生の皆さんからは「体験してみて高齢の方の動きにくさなど知ることができてよかった、福祉科に興味を持つようになったので、いろいろ調べたいし、知りたいと思った」「すごく優しく教えてもらえて、たくさんのことが学べた」などの感想をいただきました。今日感じたことを、これから高齢者とかかわるときに思い出してもらえたらと思います。
暑い中、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。一緒に福祉科で学べることを願っています。
第35回介護福祉士国家試験 合格発表
3月24日、第35回介護福祉士国家試験の合格者の発表がありました。受験した22期生全員の番号が確認され、合格率は100%でした。ご指導やご配慮、激励をありがとうございました。
また、既卒者も17期生、18期生、21期生のそれぞれ1名ずつ合格しました。
次のステップでも福祉科での学びを活かし、頑張ってほしいです。
11月15日(火)5時間目,障害者支援施設シーズ 統括施設長林達郎氏,生活支援員岸本穂高氏,船城由佳氏にお越しいただき,「障害者支援の実際について」ご講義いただきました。
障害者支援施設の利用者さんの生活や,介護の視点と工夫,支援員さんの『施設は利用者さんの「家」であり,そこで普通の幸せを感じたり,生まれてきて良かったなあと感じてほしい』という思いをお聞きし,大変有意義な学びの時間となりました。本日の学びを今後の実習や活動に生かしたいと思います。
1年生は11月24日に見学実習を予定しており,これは新型コロナウイルス感染症感染拡大の影響で3年ぶりの交流となります。今後,コロナ禍以前のような学習活動や交流の機会が増えることを祈りながら,これからも日々の学習に努めたいと思います。
令和4年度 徳島県高校生産業教育展(福祉学会)
11月5日、イオンモール徳島にて徳島県高校生産業教育展が開催されました。新型コロナ感染症の影響で3年ぶりの参集型の従来の形式での開催となりました。
福祉学会では、2階の福祉ブースで県内の福祉を学べる高校を紹介したリーフレットの配布、4階のイオンホールで車椅子介助体験、そしてメイン会場となる1階のUZUホールで体験発表を行いました。
リーフレットの配布は池田高校辻校と那賀高校の生徒さんと一緒に行い、お客様に高校での福祉の学びについて説明しました。中には「高校で介護福祉士の勉強ができるん?知らんかった」「松西以外にも福祉の勉強できる学校があるんやな」いう方もいらっしゃいましたが、生徒たちの説明により知っていただけました。午後には飯泉嘉門徳島県知事がブースにお越しになり、3年生の生徒が自走と介助用の車椅子の用途や使用法の説明をしました。知事からは「大変なこともあると思いますが頑張ってください」と労いのお言葉をいただきました。
車椅子介助体験は小さなお子様をはじめ、多くの方々に体験していただきました。「小学生の時に車椅子に乗った体験はあったけど、改めて使い方を知れてよかった」「生徒さんの優しい笑顔と声かけに元気をいただきました」等の感想をいただきました。
体験発表は、3年の井上椎奈さんが介護実習の受け持ち利用者さんの介護計画の実施についての事例研究を発表しました。利用者様へ寄り添う気持ちやコロナの収束も見えない中でありながらも実習ができたことへの感謝の気持ち、介護福祉士国家試験受験や4月から介護職員として働くことへの意欲などを述べました。
広く県民の皆さまに福祉の学びについて知っていただくことのできた一日でした。ご来場の皆さま、ありがとうございました。
R4 36HR 松西祭 事例研究発表会
10月2日、松西祭で事例研究発表会を行いました。代表者4名による発表です。介護実習における担当利用者様との関わりから、生活課題を抽出し、目標を設定、介護計画を立案・実施、評価・考察の介護過程の学びの成果発表です。
「見当識の維持について」「今ある能力を維持するために」「自発的な水分補給のために」などについて、各担当利用者様の心身の状態や疾患や障害の説明や特性、介護計画の実施の状況や結果についてデモンストレーションを交えながら説明し、研究の内容を披露しました。
生徒たちはこの発表会に向け、何度も何度もスライドを差し替えたり、デモンストレーションの練習を繰り返したり、どうすれば自分たちが介護実習で学んだことを来場者にわかりやすく伝えられるか、模索しながら本番を迎えました。発表者だけでなく、各係生徒も発表の成功と来場者をもてなすために、準備や練習を重ね、責務を果たしました。
来場者から「デモンストレーションが臨場感があり、利用者様との関わりのイメージがわいた」「難しい内容をわかりやすく説明していた」「スライドがわかりやすかった」「発表態度が熱心で好感が持てた」「発表者の態度や身だしなみがとてもよかった」「もっと発表の場を設け、もっと多くの人に見てもらえるとよい」などの感想をいただきました。
介護実習やそれぞれの事例研究を通して経験したことや学んだことを糧に、これからの学習や、福祉科の学びの集大成である介護福祉士国家試験受験、そして将来の夢の実現に向けてさらに研鑽を重ねていきたいと思います。
介護実習、事例研究に携わっていただきました皆さま、発表会にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました。
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